・人気な曲を弾いてみたい
・若い子たち(子供)に喜ばれたい
・「何か弾て言われて」みんなが分かる曲を弾きたい
おっさんギタリストが心の中で思いつつ、なかなか表に出さない感情ですよね。
若者に大人気曲で、ギターの基礎練習にもなる曲を発見したのでお伝えします。
それは、SEKAI NO OWARI の Habit(ハビット)です。
本記事では何がギターの基礎練習に最適かのポイントを紹介します。
ポイントを意識して練習することで効果が倍増します。
フレーズはTAB譜で解説します。
短い循環フレーズを繰り返すだけの単純トレーニングですので気軽に取り組んでください。
SEKAI NO OWARI 「 Habit 」のギターを弾こう
セカオワのハビットを聴いてみよう
まずは曲を聴いて雰囲気をつかみましょう。
今回はイントロだけを使用してギターの基礎トレフレーズにしてみます。
イントロのコード進行とBPM
B♭m A♭ G♭ F
このコード進行をひたすら繰り返します。
ルートだけ弾くと、6弦の 「6フレット→4フレット→2フレット→1フレット」と下降するだけです。
曲の中のうねうねしているベースラインが特徴的ですね。
原曲のBPMは118です。
TAB譜でギターを弾いてみよう
ハビットのタブ譜
2本のギターで重ねてますが、1本で弾くようにアレンジしたバージョンです。
より忙しくなるので、練習にはもってこいです。
セカオワの方がどのように弾いているか定かではないですが、本記事ではギターの基礎練習として私が奏法をアレンジして説明します。
リズム的にはとても簡単で、TAB譜を見るだけだと簡単そうに見えます。弾いてみると結構難しいです。
ポイント① 右手の激しい弦移動
この曲を練習する一番の効果は右手の弦移動の強化です。
弦移動が激しく、弦とびもあります。
そして、ブリッジミュートを軽くかけながら弾きます。
必ずオルタネイトで弾いて、小説の最後の音はアップピッキングが連続になるように意識してください。
休符のところで走らないようにも注意。
弦とびしながらアウトサイドピッキングとインサイドピッキンが入り混じる、かなり難しいフレーズになります。
弦移動フレーズは、腕ごと動いていくような意識で、ブリッジミュートをかけている手のあたる位置と弾いている弦がなるべく同じになるようにこころがけます。
ポイント② 左手の動きに規則性がない
左手の運指に法則性がなく、6弦のルート音を弾いてから激しく縦移動(弦移動)していきます。
コードトーンのようですが、そうでもないので、覚えるのも大変ですね。
クラシックフォームでなるべく無駄な動きがないよに心がけましょう。
小指と薬指も多用するので集中トレーニングになります。
ポイント③ 右手と左手のシンクロ強化
右手、左手ともに規則性がないので左右のシンクロはてこずります。
最初はブリッジミュートなしでゆっくりなテンポで、確実に音が出ていることを確認しながら弾きましょう。
メトロノームを使用してテンポが乱れないようにすることもポイントです。
小節の最後の1拍は頭が8分休符で裏をアップピッキングで弾くのでテンポが乱れないように注意しましょう。
そして、そのあとの次の小説では6弦を弾くのでアウトサイドの大きな弦移動となります。
左、右ともに頭のルート音だけはずれないように意識しましょう。
ハビットを弾いてみた感想
意外にムズ!! これが一番の感想です。
曲を聞いたら弾けそうな気がしましたが、実際はそうはいきませんでした。
規則性がないフレーズは覚えるだけでも一苦労。
ブリッジミュートしながらの弦とび移動は、右手強化にはかなり役立つフレーズだと思います。
私は息子(小5)にもこの練習を基礎練習としてやらせています。
完コピしたい人は、BANDスコアを購入して練習しましょう。
まとめ
簡単そうで意外に難しいフレーズ。
そして若者に人気がある曲。
練習がいがありますね。
皆さんもハビットを基礎練習に取り入れてみてはいかがでしょうか?。
流行り曲をギター練習に取り入れたら、パパとしての人気もあがり一石二鳥です。