そんな方向けに、いつでも、どこでもできる左手の強化のトレーニングを紹介します。
ギターが無くてもできる指の分離とストレッチです。
電車の中や休憩中など、暇な時にいつでも、どこでもできるのでぜひ覚えてください。
約21年前、とある有名なギタリスト(本文で紹介)のセミナーで学んだ方法に、私が少しアレンジを加えています。
私はギターを弾く前に毎日していますので、ウォーミングアップにもおすすめです。
指の動きが、劇的に変わりますよ~☆
『くまの手』でギターのストレッチフォームを鍛える
ストレッチフォームのベース。クマの手の作り方を説明します。
①写真の〇ところに指先を当てるようにして
②左手をグーにします。
③手のひらだけを開きます。
④指を開きます。これが『クマの手』です。
⑤手の甲が反らないように気を付けてください。
⑥自力で開かない場合は、右手で補助して開くようにしてくだい。
ギターに必要な指先の神経を鍛えるウォーミングアップ
クマの手を活用した、ウォーミングアップや指先強化に役立つ動きを紹介します。
クマの手の状態から、4本の指を同時に動かして「開いて⇔閉じて」をします。
手の平は動かさずに、指だけを動かしてください。
各指の間の開き(ストレッチ)は最大をキープした状態です。
「伸ばす」「曲げる」一連の流れでややらずに、それぞれを意識することが重要です。
伸ばすときは、なるべく速くパッと開きます。
指は完全に伸びきらなくていいです。
反るまで伸ばすと指を痛めるので、少し曲がっているくらいが目安です。
曲げるときは、第1関節⇒第2関節と順番に曲げる意識でゆっくり曲げます。
指先まで力を込めて、グググッと神経を研ぎ澄ませながらゆっくり曲げます。
「パッ、第1、第2、グっ(フィニッシュ)」と口で言いながら、やると意識しやすくなります。
力をこめてやるので、指先があったまるような感覚になります。
20回程度やったら最後はリラックスして指を速くパタパタして終了です。
集中してやるとけっこう疲れます。
痛みを感じたりする場合は無理せずやめてくださいね!
『クマの手』の応用で指の分離、神経系を鍛える
次は指の分離トレーニングです。指の分離の為の神経と筋肉が鍛えられてくると思います。
写真①クマの手からスタートします。
写真②人、③中、④薬、⑤小指と1本づつ伸ばします。
伸ばせる具合は指によりばらつきがあり、個人差もあるので可能な範囲でOKです。
動かしていない指は、手の平から大きく離れないようにクマの手をキープします。
1回ごとにクマの手の基本フォームが崩れていないか注意してください。
特に、薬指を伸ばすのは難しいと思います。
あまりにも難しい時は、右手で動かさない指を押さえてみましょう。
先ほどと同様に、伸ばした後に曲げるときの意識も重要です。
第1関節⇒第2関節と順番に曲げる意識でやります。
指を動かす順番を変えたりして色々アレンジしてください。
終わったらギターを持っていると想定した、写真⑥ストレッチポーズをしていて、開き具合を確認してみてください。
人差し指と薬指が90°くらいになっていることが目標です。
このトレーニング法のきっかけ
クマの手は、私が高校生(約22年前)の時に島村楽器のセミナーで知りました。
そのセミナーの講師は宮脇 俊郎先生です。
多数の教則本出版やYouTubeでのレッスン動画などでも有名ですね。
はじめてプロのギターを目の前でみて、度肝を抜かれたことを今でも覚えてます。
連動企画で購入した、教則本は今でも練習に活用してます。
今見ても古さを感じさせない、とてわかりやすい教則本です。
そこから手癖になっているフレーズがたくさんあります。
皆さんにもオススメですのでご参考にしてください。
高校生の1,600円は重いけど、買って良かったです。
サインも頂きました。
まとめ どこでも左手の強化
クマの手を取り入れて、ストレッチと指の分離を鍛えましょう。
本記事のトレーニングをしてから、ギターをもってストレッチフレーズを弾いてみてください。
どうでしょう!?いつもよりストレッチフレーズが弾きやすくなってませんか!
ギターがなくてもできるトレーニングなので、いつでもどこでもやってみてください。
思い立ったら『クマの手』です。
ギターの初心者から抜け出すステップ。左手の練習は順番が大事!
私のコーチング・レッスンでは、日ごろの生活にギターを取り入れることを軸に考えていきます。
人生を楽しくしたい方、いっしょにギターライフを作っていきましょう。
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