リズムが悪いと言われた
グルーヴってそもそも何なの
リズムやグルーブを鍛えたい
そんな悩みを解決する本を見つけたので、記事にしました。
ベーシスト向けの本ですが、ギタリストにも十分に影響力があります。
リズムについて悩んでいる方はこの本をてにとって、リズムとはグルーヴとは何かを学びましょう。
ベーシストのリズム感向上メカニズム の紹介
ベーシストの石村順さん
この本はベーシストの石村順さんが書いた本です。
石村順さんは、あの村上“ポンタ”秀一さん(Dr)に選ばれたNEW PONTA BOXのベーシストです。
ポルノグラフィティさん、 JUJUさん、 宇崎竜童さん、 松山千春さんなどの様々なバンドでも活躍しています。
BASSマガジンでも連載記事を書いており、幅広く活躍するベーシストです。
「ベーシストのリズム感向上メカニズム」の特徴
リズム感を良くすることに特化した本ですので、譜例は出てきますが運指などは極力シンプルにしてあります。
フレーズ自体も同じものを何度も使って、リズムを意識することだけに集中できるようになっています。
CDも2枚付属してますので、石村さんの声やベース音、クリックを聞きながら合わせて練習ができます。
ギターで弾いても問題ないので、ギタリストにもおすすめできます。
2フィンガーの指弾きのところは上手くアレンジしましょう。
ベーシストのリズム感向上メカニズム (アマゾン商品ページ)からの引用です。
究極のリズム感とグルーヴが身につく決定書が登場!
ベーシストにとって「リズム感」「グルーヴ」はとても重要ですが、それらはどうやって鍛えればいいのでしょうか?単にクリックに合わせて弾くだけでいいのでしょうか?
答えはNO。リズムというものに対する「コンセプト」をしっかりと理解し、その上で実践的な「トレーニング」をしなければ意味がないのです。単純なクリック練習だけでは得られない、著者の実践から培ってきた究極のリズム・メソッドを惜しみなく盛り込んだ本書なら、悩んでいたリズムが見違えるようによくなるはずです。
リズムに悩んでいる人はもちろん、より究極に近いリズム感とグルーヴを手に入れたい人に役立つトレーニングが満載しているので、リズム本の決定書として全ベーシスト&全ミュージシャン必携の一冊と言えます!
ギタリストの私がベースの教則本を購入した理由
ギタリストである私がこの本を購入したり理由はベースが弾きたいからではありません。
リズム感を鍛えたかったからで。
音楽の3要素と言われる、「リズム」「メロディ」「ハーモニー」で最も大事なのはリズムだと言われています。
特にロック系では、少々適当な音でギターを弾てもリズムが気持ちければノリノリになりますよね。
リズム感が一番重要なのではないのかと考えています。
と言いながら、リズム感に自信がないのも事実です。
ギターだけで始まる曲でビビッてしまったり、1拍め以外からずらして入るのが苦手とか・・・。
長い音符や休符のあと何となく弾いたりしていないでしょうか。
私はこの症状に当てはまります。色んなリズムトレーニングは試しましたが自信がいまいちです。
録音して聞くたびに、リズム感がクズだなと思います。
そんな時にこの本がAmazonのおすすめに出てきました。
購入して読んで、トレーニングしたところ目からうろこの内容だったので皆さんに紹介します。
まだ、効果が出ているかはわかりませんが、良くなると信じて練習に励んでいます。
リズム感向上メカニズム本の活用方法
大きく分けて2部構成です。
コンセプト編 リズムのお勉強
コンセプト編はリズムについての座学的ところです。
なぜリズム感が悪いのか、良いリズム感のとらえ方を座学的に説明してくれます。
私が一番驚いたのは、「足や首でリズムをとるな。」ということでした。
正確に足を動かすのも訓練が必要。正確に動かせない足に合わせているなら崩れて当然という理論です。
なるほどと思いました。確かに、足が正確に動いている保証はないしですし、リズムが正確にとれている気もしません。
でも、ここで疑問が生じます。
ポール・ギルバート先生は左足でリズムをとれと言っています。
プロのミュージシャンでも、足を動かしている人はたくさんいます。
この疑問はどう説明するのでしょうか?
答えはこの本の中に書いてありますので、購入して読んでみて下さい。
やはり、録音して聞くのも重要と書いてあります。
トレーニング編 実際に楽器をもって弾いてみる。
イケベ楽器のBASSです。詳細は画像をタップ。
Fender Made in Japan FSR Traditional Late 60s Jazz Bass
トレーニング編では、実際のベースをもって練習します。
音符の長さをとらえる練習やメトロノームを裏や2,4拍で鳴らす練習です。
良くある練習でも、その意味とやり方を細かく説明してくれるので理解度ややりがいが全然違います。
休符やゴースト、スタカートやテヌートなど何となくやってきたことも、いろんな状況を想定して解説してくれます。
それらを、簡単な譜例で練習できるのでリズムの意味を感じながら弾くことができます。
後半に行くにつれて難易度は上がっていきます。
タイムチェンジやポリリズム、6/8拍子、2拍3連⇔3拍2連など、みんなが嫌がるエクササイズも登場します。
難しいと感じていたポリリズムも解釈がわかればできるような気がします。
本書は楽器を持たずに声と手拍子などで、リズムを理解することから始めています。
最後の頃には、変則拍子やわざとずらす様なフレーズも出てきて、もうわけわからない感じですが、丁寧に説明してくれます。
私はまだできてませんが、やり切ればきっとリズム感はよくなるでしょう。
いずれ最後までできる。リズム感が鍛えられると信じて頑張っています。
ベーシストのリズム感向上メカニズム (アマゾン商品ページ)からの引用です。
【CONTENTS】
■コンセプト編
◎Concept 1 リズムとは
◎Concept 2 タイムとグルーヴ
◎Concept 3 リズムは言葉
◎Concept 4 音符と歯車
◎Concept 5 譜面の落とし穴
◎Concept 6 歌と呼吸とリズム
◎Concept 7 クリックの正しい活用
◎Concept 8 リラクゼーションとリズムの関係
◎Concept 9 「イメージ」「確信」「決断」の力
◎Concept 10 トレーニング・ルール■トレーニング編
◎Training 1 ギアの精度を高める~倍テン・トレーニング~
◎Training 2 「前進する力」「勢い」を生む~フォーワード・モーション~
◎Training 3 休符の取り扱い方
◎Training 4 音価のコントロールによるリズム/グルーヴの研究と鍛錬
◎Training 5 タイム・チェンジ・~ポリリズムと1拍半~
◎Training 6 タイム・チェンジ・~ウラをオモテとして弾く~
◎Training 7 シャッフル、3連リズムの攻略
◎Training 8 16分音符系のリズムとグルーヴ
◎Training 9 楽器を使わないエクササイズ
◎Training 10 音色とグルーヴの関係絶対に読んでほしい本気のコラム・レイドバックの危険性
絶対に読んでほしい本気のコラム・ドラムとの関係
まとめ リズム感を鍛えよう
ベースの本だけど、ギタリストにも読む価値が十分あります。
リズム感がイイとそれだけで上手に聞こえますよね。ノリノリになれますよね。
この本を活用してリズムを鍛えましょう。
ベースが1本あるとなにかと便利なので、ベースも買っちゃいましょう。