ギターのカッティングがキレ良くリズミカルにできるとかっこいいですね。
今日はカッティングの練習方法とキレをだすコツを記事にしました。
キレの良いカッティングができる練習フレーズをレッスン1~3で解説します。
ファンキーにアレンジする簡単なテクニックも説明します。
アドリブやバッキングフレーズの幅も広がります。
速弾きギタリストの皆さんも一生懸命練習している技です。
それでは練習していきましょう!!
カッティングでキレを出すコツ
右手 ストローク
- ピックの軌道6本の弦に対して垂直にピックが進む
- ピッキングスピードを速くする
- 強弱のあるピッキングにする。
- ストローク幅を狭くして細かく振れるようにする
- 肩、ひじ、手首、指の関節とその動かす筋肉を意識する。
- 脱力と力みを使い分ける。
- コードトーンは全部弾き切らなくてもOK。
低音弦側と高音弦側を引き分けたりしてニュアンスをつける。
左手 コードとミュートのテクニック
- 余弦をきちんとミュートする。
- ブラッシングはハーモニクスポイントを避けるように注意する。
ブラッシング時はなるべく多くの指で現に触れると良い。 - 弾いた習慣に左手をミュートして、音を短くするとキレがでる。
伸ばす音と切る音のメリハリをつける。 - コードは全部抑えなくてもよい。
レッスン1 右手と左手のシンクロのトレーニング
TAB譜の①の練習です。
コードはなんでもいいですが、今回はジミヘンコード E7#9を使用します。
覚えておいて損はないので左手の形で覚えちゃいましょう。
小指が#9を抑えてるので独特な緊張感のあるコードですね。
小指を離せばセブンスコードなので、簡単にしたい場合は3音でもよいです。
ブラッシングと実音の位置をずらして自由にカッティングができるようにします。
最初は頭が混乱してきますので8分にするなどしてゆっくりやりましょう。
2拍、4拍にアクセントをつけないと拍がわからなくなります。
強弱をつけることも忘れないようにしてください。
私の演奏はいまいちですね。
レッスン2 シンコペーションとリズムトリックのフレーズ
TAB譜の②の練習です。
コードジミヘンコードでシンコペーションと実音の位置を変えることでフレーズにしてます。
コツは伸ばすところと切るところのメリハリです。
符点8分音符のところは粘りっこい感じで弾きましょう。
ジャンルやバンドによって16の裏がどのタイミングで入るかで個性が出ます。
動画では、なるべく平坦な演奏にしてます。
レッスン3 簡単なアレンジでファンキーにしましょう。
TAB譜の③の練習です。
②のフレーズをモチーフにしてアレンジをして、ファンキーにテクニカルにしてみます。
このアレンジ方法を知っておくと色々なフレーズやコードに使えます。
簡単なのでぜひ習得してください。
半音下からスライドでアプローチする。
フレーズの最初のところです。
半音下からねじ込むようにスライドし狙いの音へアプローチします。
パンクなどでも使われるテクです。
簡単ですが、インパクトは大きいのでものにしましょう。
コツは左手の親指の置く位置は固定で押弦している力が抜けないようにすることです。
力が抜けると音が切れてしまいますが、入れすぎるとスライドがもたつきます。
ちょうどいい力加減を見つけましょう。
スライドに速さでも個性が出ますので、高速スライドも練習しておきましょう。
半音上を小節の最後に入れて、フレーズがリターンする感じを出す。
1小節目の4拍目のフレーズです。
コードをそのまま半音上に持っていき、緊張感を出します。
トライトーンを多く含むなんちゃってドミナントモーションだと理解してます。
とりあえずかっこいいので、理論はさておきで良いと思います。
簡単におしゃれにできる技です。
この音を強調するかしないかで、締まり具合がが変わってきます。
適当に半音上昇とかでコードをずらしていく。
4小節目のところです。
コードはセブンスで、ルート、M3、m7です。
トニック音から9F(2度)、10F(m3度)、11F(M3度)と半音で上がっていき、12F(4度)、14F(5度)ドミナントで終わり、次につなげます。
理論とかは無視でカッコいいからOKのフレーズです。
フレーズの終わりなどでキメのコードに向かう時などにたまに使用しましょう。
連打すると調性が崩れるしうざいです。
リズム遊びでテクニカルにする。
3連のブラッシングを入れて、高速フレーズ感を出しましょう。
たまにリズム遊び的に一瞬速いフレーズを弾くとできる感が出ますので、チャレンジしてください。
速いフレーズはかっこいいですね。
少し難しですが、コツは手首の脱力と力みのバランスです。
右手のきれを出すコツを復習しながら取り組んでください。
もたつくと台無しになるので、自信がないときは16分に置き換えましょう。
まとめ カッティングはノリとキレが重要
カッティングの練習方法とアレンジ方法でした。
リズムを楽しむ奏法なのでノリとキレが重要です。
曲のジャンルやバンドのメンバーによりリズムのとらえ方が変わります。
ぶち壊さないように周りのリズムを感じて演奏してください。
音楽理論はそこそこにして、カッコイイリズムパターンやフレーズを見つけましょう。
カッティングについては大好きなヌーノ・ベッテンコート様を参考にしてます。
ぜひヌーノ様のファンキーな演奏を聴いてください。
私には1億年かかってもまねできそうにもないです。