ギター初心者|Fコードの押さえ方のコツ|挫折しない簡単チート技も

初心者



ギター歴26年のサラリーマンギタリスト、速弾きギターパパです。

ギター初心者が必ずつまずく『Fコードの押さえ方』解説です。

・Fコードがきれいにならない。

・Fが辛くて避けている。

・Fでつまずきギターを挫折しそう。

 

私も、「空も飛べるはず」のFコードでつまずいた一人です。

初心者の自分に教えてあげたいコツとチート技を紹介します。

初心者の皆さん、Fで挫折しそうな皆さん、安心してください。

この方法で私の息子は、小学1年の時にFコードが弾けるよになりました。

この記事を読んで練習すれば、必ずFの壁を乗り越えて、ギターが楽しくなります。

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Fコードを押さえる正統派なコツ 7つ

 

Fコードを押さえるためのコツを7つ紹介します。

ずるい技なしの正統派なコツです。

Fのためだけでなくギターの基礎のもなるので、ぜひ覚えてくださいね。

初心者にもおすすめしたいミニアンプ「スパークGO」。こちらの記事をどうぞ。
2023年5月発売のポータブルアンプ|スパークGO/ポジティブ グリッド

①各指の関節を意識して曲がるようにする

指の関節は普段の生活で曲がるように意識しないと、鍛えられていない方がいます。

指の関節を意識して神経を目覚めさせましょう。

動画を見ながら準備体操をしてください。

  1. 手のひらはくぼみを作るようにして固めます。
  2. できるだけ指の間を開くようにします。
  3. 手や指が反らないようにアーチをキープします。
  4. 指を第一関節⇒第2関節と順番に曲げる意識を持ちながら曲げていきます。
  5. 指先が手のひら(指の付け根)に付いたらOKです。手のひらは握らないように注意。
  6. 開く時も手や指が反らないところで止めてアーチをキープします。
  7. グッと指に力を入れるイメージで動かした方が効果があります。

人差し指が手のひらにつかない方もいるのではないでしょうか?

毎日やると自由に動く感覚がつかめます。

私は練習前に準備体操に実施しています。

小指や薬指がピンとなったり、コキコキ逆関節になってしまうかたには、特におすすめな準備体操です。

②クラシックフォームをマスターする

シェイクハンド

 

クラシックフォーム

時々シェイクハンド(握るフォーム)で全て弾こうとする方がいますが、Fコードのようなセーハには不向きです。

クラシックフォームをきちんとマスターしましょう。

親指はネックの裏において挟むようなフォームです。

 

左手の使い方はこちらで詳しく説明しています。
【ギター初心者】左手のフィンガリング3つのコツ。速弾きにも重要!

③フレットギリギリをセーハする

NG フレットから離れている

OK フレットギリギリを押さえる

人差し指のセーハはフレットのギリギリを押さえましょう。

これは単音引きでもコードでも基本的に同じで、なるべくフレットよりを押さえるようにします。

(同フレットに指がたくさん入る場合などは例外です。)

フレットよりだと、少ない力でおさえられて、ピッチ(音程)も安定します。

フレットよりを押さえる」頭に叩き込んでください。私は部屋のホワイトボードに書いています。

Fの次の壁は4本の指を動かす、クロマチックトレーニングですね。
ギター初心者の方へ|クロマチック練習って意外と難しくないですか?

④人差し指の側面で押さえる

セーハは人差し指の側面の骨にあてるイメージで押さえましょう。

写真の黒マジックが弦にあたるような感覚で押さえます。

硬いので全弦に対して安定して押さえられます。

指の腹だと柔らかいので当たり方が安定しません。

個人差ありですので実際の位置は、調整しながらいい感じをつかんでください。

コードストロークをしているとピックがズレる悩みもありますよね。↓こちらで対策してください。
ギター|ピックがずれる対策|持ち方、ストロークのコツと練習の改善

⑤手首を突き出して指を立てる

人差し指のセーハができても、他の指が寝ていては音が出ません。

中指、薬指、小指は指板に対して立てる意識を持ちましょう。

①で準備体操をした、「第一関節と第二関節を曲げる動作」と「手首を突き出して指版の上から押さえる」イメージが必要です。

動画を参考にしながら、手首を曲げてつきだす動作を掴んでください。

そうすると、指が指版の真上からでてくるので指がたつようになり、他の弦に触ってしまうことを防げます。

※⑤手首の突き出しと⑥前腕のひねりの動きを実践した動画です。↑

力技で押さえるのではなく、手の角度などを工夫することで改善できることがあります。

⑤と⑥を読んから動画を参考にしてご自身に合った押さえ方を探りましょう。

⑥前腕をひねって小指優勢のフォームにする。

指を立てる意識を持っても小指は短くて届かないので、ピンと伸びてしまいます。

苦手な小指を優位にフォームを作るために、前腕をひねって小指側に傾けましょう。

小指は楽に押さえられる位置を探します。

あまり小指優勢にし過ぎると人差し指のセーハが解除されてしまいますので、双方のバランスを探りましょう。

こちらも⑤の動画内で動きを確認してください。

⑦力まず最適な押弦力を覚える。

ギターの弦をおさえるには、そんなに力は必要ないです。

最初は音が出ないと、力んで押さえてしまい指が痛くなり練習もできなくなります。

そのうち弾くことが辛くなり挫折します。

「力まなくても音出るじゃん」という感覚を掴んでください。

特に親指が痛くなる人は注意です。挟む力で押さえるイメージはやめましょう。

やり方は下記↓です。

ギター 指のバタつき改善|高速フィンガリングでの最適な押弦力!

練習しすぎて手の痛みなど違和感を感じる場合は休憩しましょう。

次のチート技を利用しつつ、だましだましやっていればいつの間にかできるようになります。

 

練習用の超ミニアンプはこちらがおすすめです。
ギターミニアンプSpark GOを購入|マイティエアと比較レビュー

 Fコードを押さえるチート技 5つ

続いて、努力や練習ではなくチート技です。

勝てない敵には真っ向から勝負を挑まずに、少しずるい奇襲作戦で行きましょう。

※アコギだと難しい技もあるので、エレキを基本に書いてます。

エレキ感覚の弾き易いアコギを5本を集めてみました。
弾きやすいエレキ感覚のアコギ|おすすめの弾き易いギター5本

①1フレットではなく、5フレット付近で練習する

1フレットのセーハは弦のテンションが高いので難しいです。

練習段階では5フレットあたりをセーハしてFフォームになれましょう。

慣れたら徐々にフレットを下げていき、1フレットに到着させます。

5フレットをFのフォームで押さえると、実際は「Aコード」になります。

これはこれで覚えて損なしです。

アコギの方へ。ぶっちゃけアコギからエレキに持ちかえた方が楽に弾けます。エレキで練習するのもありです。
初めてのエレキギター選び方!初心者でも迷わない。条件は2つだけ。

②チューニングを半音下げにする。

弦のテンション(張力)を下げて押さえやすくする作戦 その1です。

テンションを緩めるために全部の弦を半音下げチューニングにします。

全弦をダウンチューニングすれば響きもおかしくならないので、他のコードと合わせて練習できます。

曲と合わせるときは、「ハヤえもん」などを使用してキーチェンジをすれば問題ないです。

Xジャパンやハードロックをやる方は半音下げギターを準備してもいいですね。

ブリッジがフロイドローズなどのフローティングタイプだと調整が面倒です。

ハヤえもんはギタリストに便利なスマホアプリです。曲の再生速度やキーを調整できます。。
ハヤえもん|ギター練習おすすめ便利アプリ|速弾きや耳コピに役立つ

③弦高を下げる。

弦のテンションを下げて押さえやすくする作戦 その2です。

弦高は弾き心地に大いに影響します。

弦高を下げると弾き易く感じますが、下げ過ぎると音が詰まります。

Fがどうこうではなく、速弾きなど他のプレーにも大きく影響します。

ギターを買ったままで調整したことない方は、最適に調整することをおすすめします。

特に楽器店以外での通販でギターを買った方は調整が不十分なので注意です。

例えば、大型店舗を構えるイケベ楽器などで購入すれば安心ですね。

購入時に弦高やネックの調整をしてくれます。

イケベで買える初心者向けのおすすめギター↓

Squier by Fender FSR Affinity Series Stratocaster White Pickguard

④弦を細く柔らかいものに交換する。

弦のテンションを下げて押さえやすくする作戦 その3です。

弦が太いと硬く感じますので、細い弦に交換してみましょう。

エレキでは『08-38』の細いゲージがありますので、これを張れば弦はゆるゆるです。

とは言え、初心者ですと弦を切ってしまう場合もあるので、不安な場合は『09-42』を購入しましょう。

私は、チョーキングのやり易さを目的に、ほとんどのギターに『09-42』を張っています。

弦のメーカーはアーニーボールにすると、柔らかく感じると思います。

※この方法はお金もかかり、交換も面倒なので、今の弦に問題を感じたらでいいかもしれません。

 

⑤省略コードを使う。究極のチート

 

究極のチートです。

そもそも、セーハしなくてもいい省略のFがあります。

↑画像の通り押さえてみましょう。

曲を弾いてもほとんど違和感ないので、省略Fで弾いてその場をやり過ごしましょう。

ギターを続けていれば、普通のFコードはそのうち弾けるようになります。

いちいち細かいことを気にせず、ギターを楽しく継続できた人が勝ちです。

是非このテクニックをマスターしましょう。

 

ちなみに私の息子は小学1年ごろからギターを始めましたが、手が小さいためこの省略Fを教えました。

今(小5)では普通のFも楽々弾けますが、いつの間にか弾けるようになってました。

無理してセーハにこだわることはないですね。

必ず曲が弾ける初心者向け練習方法はこちら。Fは出てきません。
超初心者向け。最短で曲が弾けるエレキギターを始めるための手順!

まとめ 努力と練習、楽しさをバランスよく

Fコードのコツとチート技を説明しました。

これでFの呪縛から少しでも解放されるといいです。

結局はギターを楽しんだもん勝ちです。

Fが弾けるようにもなる感動も楽しみの一つです。

Fが弾けなくても、メロディーを弾くことも楽しいです。

上手くメンタルバランスをとって練習していきましょう。

Fで挫折してはもったいないので、そのうち弾けるよになると思ってください。

実際にFを無理して弾かないでいても、いつの間にか弾けるようになるものです。

ギターのモチベーションが上がらない。挫折しそうになったら方がいたら読んでください。
ギターを挫折しそうな方へ|才能はいらない|趣味で人生を好転する思考

ギター練習を習慣化することが、楽しさと上達の秘訣です。

初心者向けコーチング・レッスンも行います。

コーチングなので、ギターの弾き方だけでなく、最短で上手くなるための練習手順や時間管理を、あなたのライフスタイルに合わせてをアドバイスします。
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