今日は左手の親指で押弦する練習です。
ギターを弾くうえでやらなくても問題はないですが、できると便利なことがあります。
私は、ジミヘン様やジョン・フルシアンテ様(レッチリ)、ポール・ギルバート先生などを親指を使う参考にしました。
少し練習に変化をつけたい人はチャレンジしてください。
左手の親指を使うメリット
- 4本指では抑えられないコードが抑えられる。
- ソロギターなどで、ベース音やコードを押えながらメロディを弾くときにやりやすくなる。
- 6弦ルートのリフで、オブリを入れ変化つけるときにやりやすい。
- 6弦を中心としたクリシェラインが弾きやすくなる。
- 6弦のミュートの技術が上がる。
- 親指が器用になるとシェイクハンドとクラシックフォームの切り替えが速くなる。
- ギターポジションが低いくセーハが難しいときに親指で代用できる。
左手の親指を使うデメリット
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- ネックの太さや手の大きさが原因でできない人もいる。
- シェイクハンドになるので、他の指のストレッチの自由度が下がる。
- 人差し指が動かしづらくなる。
- 親指を意識すると力みやすくなる。
- 無理するとけがをする。
コードのバリエーションが増えることが最大の特徴
親指を使うとコードのバリエーションが増えます。
例えば、コードを弾いてからハンマリングでテンションをさりげなく追加するような、おしゃれコードがやりやすくなります。
これだと4本の指で押さえてますので、どれかの指を離さないとこれ以上音は追加できません。
小指がフリーの状態になります。
その小指で2弦の7F(13th)をハンマリングすると急におしゃれになります。
色々なコードでおしゃれアレンジを探してください。
左手の親指の活用例と効果
ソロギターでルート弾きに使用。すごく楽になります。
ソロギターではベース音も鳴らさなくてはいけないので、コードを抑えるのが難しいです。
親指にルートを任せると楽になるコードもあるので色々なコードで試してみましょう。
前述したとおりですが、おえられないテンションコードなどが弾けるようになります。
おしゃれにアレンジしたいときにも使いましょう。
ロックのリフで使う。ポールギルバート先生も使用!
MR.BIGのDaddy,Brother,Lover,Little Boyのイントロで親指を使用しています。
イントロは6弦3f(G音)を連打しながらオブリを入れるフレーズなので、やり易さを重視しているのだと思います。
私は高校生の頃知らずに普通に人差し指で弾いてました。今でもそうなってます・・・。
立って弾くときにギターポジションが低い人には有効!?
ストラップ長い人は親指を使用したほうが手首の負担が減るかもしれません。
人差し指を6弦に持っていくよりも親指のほうが手首が無理に曲がらなくて済みます。
逆にけがの予防になるかもしれません。自己責任で。
【ギター初心者】左手のフィンガリング3つのコツ。速弾きにも重要!
ミュートが上手になる
親指を使える練習をしておくと、6弦のミュートが上手になります。
実際使わなくても動かす練習と意識づけはしといたほうが良い効果があります。
まとめ 親指に置き換えて新たな発見を・・・
別に使わなくても弾けるけど、使うと楽になるフレーズやコードもたくさんあります。
普段弾いている6弦を親指に置き換えて色々試してみましょう。
何か新しい発見があるかもしれません。
無理な動きをやりすぎてケガをするのだけは注意してください。