ギターミニアンプSpark GOを購入|マイティエアと比較レビュー

機材



ギター歴26年のサラリーマンギタリスト、速弾きギターパパです。

ギター用ミニアンプのスパークGOが発売になりました。

予約していた私の手元にも到着しましたので、開封から音出しまでレビューします。

この記事では、社会人趣味ギタリストの私が、スパークGOを使用した感想を率直にお伝えします。

同価格帯の人気アンプ「NUX マイティ エアー」と比較した、使用感や音の印象もそんたくなしにレビューします。

こんな方にお役に立てる記事となっております。

スパークGOの音は、ぶっちゃけどうなの?低音が心配。
ミニアンプのNUX Mighty AIR と迷っている。
企業案件ではなく、一般ユーザーの声が聞いたい。

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Positive Grid ( ポジティブ グリッド )  Spark GOを開封

スパークGOが届いたので開封

外箱はこんな感じです。

 

外箱を開封すると更に箱が入っています。中身はこのようにきちんと梱包されています。

箱の中には本体とストラップ2本、USBケーブル、説明書、着せ替え用のグリル(黒)が入っています。

ストラップはシリコンゴムのようなものと、合皮素材のものが入っています。

お好みで使いましょう。

本体は手のひらサイズで非常にコンパクトです。

比較にBOSSのエフェクターと並べて撮影してみました。

スパークGOの基本的なカタログ仕様はこちらで記事にしています。合わせて確認してください。
2023年5月発売のポータブルアンプ|スパークGO/ポジティブ グリッド

スパークGOのグリルを交換してみた。

試しに着せ替え用の黒いグリルをつけてみました。

グリルはマグネットでついているだけなので、軽くこじるとすぐに取れます。

スパークゴーを腰にぶら下げて弾いてみた。

 

ギターのストラップにカルビナをかまして取り付けています。

これであれば本体のボリュームやボタンの操作も可能です。

ちょうど良い長さのシールドケーブルがなかったので、線が巻いてありダサいですが、50Cmくらいのシールドがあればスタイリッシュになると思います。

もっとスタイリッシュにぶら下げる方法を見つけました。記事の最後に追記しています。

スパーク GOでギターを弾いてみた。

PR 画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。

出荷時の状態でギターを弾てみた。

本体に4種類のプリセットがメモリーされてあります。

ざっくり言うとクリーン、クランチ、ヘビィ、ソロの4種で、どれも実用的でいい音でした。

ソロは少しディレイが利き過ぎているようにも感じましたが、伸びやかに気持ちく弾ける感じです。

音量は出力5Wとは思えないほど、大きな音に感じます。

家庭での練習では十分です。ボリュームは70%ぐらいで使用してます。

WEB上では低音の鳴りが、弱いようなコメントもありましたが私は問題ない感じました。

(私はメタリカやスリップノットがすきなメタルギタリストです。)

確かに、ヘビィなリフを弾いた時の箱鳴り感が少ないので軽くなりがちですが、練習用アンプであれば全く問題ないです。

気分が乗らないほど軽い音になることはありません。ある程度はズンズンサウンドが出ます。

家での練習機材として、音は良し、音量問題なしです。

Bluetoothスピーカーとして使用してみた。

皆さん気になっているのは、モノラルスピーカーである点だと思います。

スパーク40やスパークMINIはステレオですし、最近のミニアンプは音楽を鳴らすことを考えてステレオが多いです。

スパークGOはモノラルスピーカーなのでどうでしょうか。

スマホをBluetooth接続して音楽を鳴らしてみました。

 

余談ですが、私は新しいスピーカーを買ったときは、KЯONの「Blind」を再生してサウンドチェックします。

ライドシンバルの高音と音の広がり、ベースの重低音と、ギターのチャラララ。ヘビイなメインリフで判断しています。

普通はオーケストラなどでサウンドチェックすると思いますが、私は大好きな曲をかけたいです。

本題にもどりまして、結論です。

スパークGOでのBluetooth音楽再生は微妙でした。

最初のシンバルの微妙な加減などが聞き取れません。空間的な広がりも感じられません。

低音はフィールディーの重低音ベースを再現できていない感じです。

本体の裏が振動板になっているので、机などに寝かせて使うと少し低音が増します。

中音域ギターやボーカルは、問題ないので、やはりギターの為に設計されたアンプです。

ミニアンプであり、モノラルなのでしょうがないですね。

POPSなどを普通に聴いていて、嫌な感じはないです。

ギターアンプとしてはとても良いサウンドなので、音楽リスニングとしてはサブ的に使用しましょう。

聞き比べたスピーカーがステレオで鳴らしたJBLのスピーカー2機種なので、そこは配慮の余地があります。ミスマッチの相手でした。

KЯONについて、気になる方はこちら。ノットフェス2023参戦報告です。
ノットフェス2023|スリップノットレポート|セトリと動画、写真 

スパークアプリを使用してみた。

スパークシリーズはアプリと連動して、初めて効果を最大化できると思います。

私はスパークGOを購入した理由のひとつに、このスパークアプリを使用する目的もあります。

アプリをダウンロードして使用してみました。

アンプやエフェクターでの音作り

アンプを選んだり、エフェクターを自由に組み合わせて音作りができます。

アンプやエフェクターの操作が直感的で使い易いです。

グラフィックで何を使っているのか、だいたいわかりますね。

部分的に切り取ったスマホ画面です。↓

アンプのつまみを操作するように利用できるので、リアルでとても操作性が良いです。

アンプモデリング 33種、エフェクター 43種あります。

私はあまり多くのエフェクターを使用しないので、十分に満足できる設計です。

すでに、プリセットされている音もジャンルごとに準備されていて、即戦力の音がたくさんあります。

プリセットの種類も豊富で、プロなどが作ったプリセットをダウンロード可能です。

jamモードを使用してみた。

 

『Smart Jam』『Quick Jam』という、セッションができるモードが用意されています。

『Quick Jam』では、ジャンルやドラマーを選ぶと自動でバックトラックを作成してくれます。

『Smart Jam』では、ジャンルやテンポを指定してメトロ―ノームに合わせてギターバッキング弾くだけで、コードやリズムを解析して、バンドサウンドにアレンジしてくれます。

何パターンかのアレンジで作成してくれるので、お気に入りのバンドでセッション可能です。

その他、YouTube動画なども解析してコードを表示するなど、アドリブ練習にはとても役立つ機能がそろっています。

乱雑な操作が不要で、すぐにセッションを楽しめるところが嬉しいポイントです。

チューナーやメトロノームも使用可能

 

複雑な機能は不要でも、チューナーやメトロノームは誰でも必ず必要ですね。

チューナーとメトロノームはきちんと準備されているので安心してください。

↑写真とおり、メニュー画面の中にありますね。

本体では、プリセット切り替えボタンを長押しするとチューナーモードになります。

音が良いと定評があるあ練習用アンプはヤマハ THR30Ⅱですね
ヤマハTHR30Ⅱ|練習用アンプに新色登場|機能と特徴をレビュー!

「NUX Mighty AIR」と「Spark GO」を比較してみた。

同価格帯の「ニューエックス マイティ エアー」と比較して、どちらを買うか迷っている方も多いかと思います。

どちらも充電式バッテリー内蔵の、小型アンプの位置づけです。

両方を持っている私が比較して、シチュエーションごとに決着をつけたいと思います。

音の良し悪しは好みがあります。私の主観的な意見ですので、ご参加までにお願いします。

 

PR 画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。

 

NUX Mighty AIRについては、こちらで記事にしています。
サラリーマンの為のギター機材 コスパ重視のオススメベスト10

ギターアンプとして

勝者:スパークGO

スパークの方が抜けが良いサンドに感じました。

完全に好みの問題もありますが、マイティエアーの方が少しだけこもっているような。。。。

特に歪系は、スパークGOの方が好きです。

Bluetoothスピーカーとして

勝者:マイティAIR

これは、ステレオかモノラルかの違いがあるので、分かりやすいですね。

音の広がりや低音の鳴り、音圧が違いますね。

アプリの操作性

勝者:スパークGO

上述しました通り、スパークGOはリアルな絵がありノブを操作するような直感的な操作ができます。

音作りが視覚的にもわかりやすくできます。

マイティAMPのアプリはこんな感じの画面です。

操作性は良いですが、少しリアル感がないですね。

テンションが上がるか的な要素もありますね。

マイティAMPのアプリの画面です。

アプリを使用しない活用

勝者:マイティAIR

スマホを用意することが面倒なときなどは、アプリを使用しない場合があるかと思います。

そんな時は、本体に物理ノブが多いマイティAIRの方が便利です。

本体のみでリズムマシーン(ドラム)も操作できます。

しかも、マイティAIRは本体をアップデートすることで、本体へのメモリーが7個になりました。

スパークGOは4個なので、スマホに連動しないときはマイティAIRに軍配です。

ただし、マイティAIRにはチューナーが内蔵されていないのでマイナスポイントです。

自宅練習での活用

勝者:マイティAIR

これは単純にワイヤレスであることが勝因です。

ギターをもったままウロウロできますし、ワイヤレスはホントに便利です。

スパークGOは小型なので腰からぶら下げができます。ある意味ワイヤレス化ができます。

外に持ち出しての活用

勝者:スパークGO

ポケットにも収まりそうなサイズなので、コンパクトなスパークGOが勝利です。

ギグバックのポケットにも楽々入るし便利ですね。

ライブの待ち時間の楽屋で使用したり。

出張先のホテルにもっていったり。

BBQにもっていったり。

色々な場面で活用の幅が広がります。

BOSSのワイヤレスアンプのカタナエアーもおすすめです。
新発売KATANA-AIR EX|ワイヤレスギターアンプの最高峰

【6/14追記】2週間使用して、快適な活用方法を確立!

自宅での通常練習

モニタースピーカーへ接続する

スパークGOのデメリットはモノラルスピーカーなので、ステレオ音源を再生すると音が濁る点だと思います。

そのデメリットをなくすために自宅での練習時は、モニタースピーカーにライン接続して使用しています。

この方法で、Smart JamやBluetooth音源を流せば、ステレオ出力の良質な音になります。

モニタースピーカーのおすすめは『JBL/104-BT-Y3』です。

フロント面にも ステレオ・ミニフォーンジャックを装備していますので、スパークGOを繋ぐのが楽々です。

スピーカーで超有名なJBLですの、音が良いことは想像できるかと思います。

Bluetoothオート電源ON-OFFなどの機能も盛りだくさんでありながらお値段はお手頃です。

オートON-OFFは、入力信号が入ると勝手に電源がはいり、なくなると5分くらいで消えます。

地味に便利なので、慣れると手放せなくなります。

ワイヤレス化する

 

NUX Mighty AIRとの大きな違いは、ワイヤレスです。

Mighty AIRを使っている方は、ワイヤレスになれるとシールドケーブルが邪魔ですよね。

そこはワイヤレスで解決しましょう。

最近は4,000円~10,000円程度の安いワイヤレスも発売しています。

私も半信半疑で買ってみたのですが、レイテンシー(音の遅延)は気にならないです

音切れなどもなく、自宅(木造住宅)の1階と2階でも通信が可能でした。

練習用と割り切ってお試しに購入してはいかがでしょうか?

練習を快適にすることが、上達への近道だと思います。

この組み合わせで、NUX Mighty AIRとの機能面での差はほぼなくなります。

リビングや外出など、ちょっと誰かに聞かせるとき

最小限の装備で演奏する場合です。

15Cmのパッチケーブルとカルビナだけで、歩きながらでも演奏できるようにしました。

付属のストラップにカルビナをつけると長くなる(前の写真)ので、アレンジしました。

スマホストラップなどに付属している、透明な板をハサミで切断して穴開けただけです。

そこにカルビナをつけてギターのストラップにぶら下げると、15Cmのパッチケーブルがちょうどいい長さになります。

もちろん上述したワイヤレスを使用してもいいですね。

荷物を減らすことや、紛失のリスクを考えるとケーブルの方がおすすめです。

とてもスタイリッシュになるので、BBQでのヒーロー(?)になれること間違いなしです。

スパークGOの新色 Spark GO Pearl

スパークGOの新色が発売です。

鮮やかなパールですね。2024年1月発売です。

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まとめ Spark GOを買おう!

スパークGOはコンパクトで、とっても便利なオールインワンのアンプです。

このサイズからは想像できないリアルなギターサウンドです。

お値段もお手頃なので、練習用機材として、外出用の機材として、購入してみてはいかがでしょうか?

スパークGOの基本的なカタログ仕様はこちらで記事にしています。合わせて確認してください。
2023年5月発売のポータブルアンプ|スパークGO/ポジティブ グリッド

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