【ギター速弾き】エルボーピッキングはダメなのか!ホントは・・

速弾き



ギター歴26年のサラリーマンギタリスト、速弾きギターパパです。

ギターの都市伝説。

エルボーピッキングは本当にダメなのか?!

「ピッキングは力んではダメ。」

「腕振りピッキングはダサい。」

「エルボーピッキングは最速に弾ける。」

エルボーピッキングは賛否両論の意見が飛びかっています。

『いいの?ダメなの?』その結論と、ダメと言われた理由について私なりの考察をします。

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エルボーピッキンがは『いいの?ダメなの?』 結論

エルボーピッキングOKです。
エルボーストロークNGです。

※本記事では、ひじ関節の動きみで弾く「腕振りピッキング」であることを定義します。

なぜエルボーピッキングがダメと言われるのか?! 理由

エルボーがダメと言われた理由は、次の順番で考えています。

  1. エルボーでのストロークはNGです。ストロークピッキング混同して情報が出回った
  2. 初心者用の教則本では脱力をやたら主張していた。
    それと真逆の力をグッと入れて筋肉のけいれんを利用するエルボーピッキングはNGとされた。
  3. やり方を間違えるとけがをする恐れもありタブーとされた。
  4. 筋肉のけいれんと反射をコントロールするには個人差が大きいので万人向けではなかった
  5. 激しく腕を動かすため、コントロールが難しく、音色も変化をつけずらかった。
  6. 日本人はこのような異端児的な発想に拒絶を示す傾向があった。
  7. メタルギタリストのバイブル「ヤングギター」でも否定する記事が多々あった。
  8. 日本にはアンチ クリス・インペリテリが多くいた。特にイングウェイファン。

6、7、8は私の思いが多いので詳細説明はおいときます。

1~5について解説と良い点、効果的な使い方を解説します。

※音量に注意してください。
※弦移動フレーズはエルボーと指の屈伸をミックスしてます。

エルボーストロークはNGです。

エルボーピッキングはOKですが、ストロークがダメな理由を詳しく見てみましょう。

肘を視点に6弦全部弾くコードFなどをゆっくりストロークしてみてください。

当然、ひじを支点に円運動になりますので、6本の弦に対し円弧状にピックが動きます。

良いストロークはピックが最短、最速でに6本の弦を移動することが基本です。

最短軌道は6本の弦に対して直角に入り直線で抜ける軌道です。

ひじ支点のエルボーストロークがダメな理由がわかると思います。

このことからエルボーは単音弾きに利用することが基本となります。

エルボーピッキングについてはストロークとピッキングを混同せずに分けて考えましょう。

詳しいストロークの方法はこちら↓でも解説してます。
ギターの速弾きにはコードストローク練習が重要!3つのコツ
話それますが、主に手首を使うスナップピッキングについては、ストロークの延長線上です。
ギター速弾き スナップピッキンのハウツー

脱力だけではギターは弾けません。

※私ではないですw

初心者用の教則本では脱力しようと書いてあります。

これは緊張してガチガチに力んでしま初心者のために「リラックス」しようという意味だと思います。

個人的には脱力を意識するのはダウンストローク時の手首とだけだと思ってます。

「あえて意識するのは」です。もちろんピックを持つ指先など自然な脱力はあります。

筋肉の意識や神経はとても個人差があるので、意識は人それぞれです。

なので、教則本では全体の脱力のような表現になっているのだと思います。

力を入れる行為があるからこそ、その反対の脱力があることを理解しましょう。

エルボーピッキングに限らず脱力だけではギターは上手く弾けません。

動かす筋肉(力む筋肉)と脱力する筋肉と関節の関係を知りましょう。

筋肉反射がつかめないとけがの恐れもある。

ケガをしやすいピッキングであることは事実です。

ケガをすることは絶対避けたいので、そもそも『タブー』とした節はあると思います。

特に練習したわけでもなく、速弾きになるとエルボーに切り替わる人はいます。

そういう方はもともと筋肉の反射が上手く使えるタイプなので使用しても問題ないと思います。

あえて高速化したいためにピッキングフォームを見直す方は、けがに十分注意してください。

アラフォー世代では、インペリテリのマネをしてけがをした方もいるかと思います。

私は昔読んだ教則本のおかげで、「脱力沼」出身です。

5年ほど前の35才頃にエルボーの存在を知りあえて練習しました。

習得までの練習段階では、ひじの関節に違和感を覚えたこともありました。

違和感を覚えたら練習を中断しましょう。

その他のピッキングでも速く弾く方法はあります。
ギターの右手でお悩みですか?3種類のタイプを知ることが超重要

筋肉の意識とけいれいは個人差が大きいです。

※これは私です。

私は筋トレも趣味なので、筋肉を意識することは比較的楽にできました。

筋肉を意識してけいれんすることまでできても、それをギターを弾く動作にするまでは苦労しました。

けいれんをピックまで伝えて、弦を弾く細かい動きにする必要があります。

意識する筋肉を前腕上腕二頭筋上腕三頭筋と変えてみたり色々と試しました。

最初に覚えたのは前腕のけいれでのピッキングです。

痙攣はしやすいのですが、すぐに疲れてしまうのと肘の関節への負担も大きく感じました。

今は上腕三頭筋を意識するようにしてます。比較的長い時間安定してピッキング可能です。

スポーツの運動神経の良し悪しと同じで、筋肉と神経は個人差が大きいと思います。

自分に合う練習方法を見つけましょう。

やり方はこちらで詳しく解説してます。
ギター速弾き エルボーピッキングで高速化する

激しい腕振りピッキングをメリットとして利用する。

エルボーピッキングの特徴は、激しく腕を動かすので力ずよく倍音の多いピッキングになることです。

マシンガンピッキングが超かっこよくできます。

音もでかいのでインパクト大です。

ずっとやり続けるとうざいので、「ここぞ」という時に使用しましょう。

体力的にもしんどいですw

ノイズが出やすく倍音が出やすいので、ブリッジミュートもできるように練習しておきましょう。

例えばギターソロが16小節あったとして、すべてにエルボーを使用することはまずないです。

表現力を出すために、他のピッキング法と自由に切り替えられることが重要です。

キメどころなどで一瞬ブーストさせるテクとして使用しましょう。

まとめ エルボーピッキングは良いテクニックです。

エルボーピッキングは賛否両論ありますが、私は練習する価値があると思います。

速弾きは体の動かし方のトレーニングです。

スポーツの練習と同じでコツを理解して、体=筋肉のコントロールができるようになりましょう。

なんとなく弾いている姿から脱却しないと無駄な練習をすることになります。

まず自分が何をしたいのか、3種類のピッキングの特性を知りきちんと整理

あとは動きを体に覚えさせるだけの地味な反復練習です。

ケガに注意しながら「腕の筋肉さん」と会話してください。
筋肉はギターのテクニックに必要か考えてみる

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