「右手のピッキングを速くしたい」
「エッヂのあるワイルドなピッキングがしたい」
「正確にピッキングしたい」
全て私の悩みです・・・同じような悩みの人も多いと思います。
右手のピッキングは、いまだに試行錯誤してます。
ただ、一つの行きついた答えは、ポール・ギルバート先生をマネする事です。
ポール先生のレッスン動画はたくさんありますが、今回は右手に特化したおすすめ動画を紹介します。
ポール先生が直接解説した動画2本について、私なりの解釈を入れてみました。
皆さんもポール・ギルバート先生をマネて、少しでも近づけるように練習しましょう!
ポール・ギルバート先生のダウンとアップ時のピッキングの違い。
この動画では手のひらとボディの間の空間を作ることで、ダウンとアップのピッキングニュアンスをコントロールすることを説明してくれます。
ポール先生のようなエッヂのきいたピッキングができるコツです。
と合わせて、前腕の回転でピッキングをコントロールすることを細かく丁寧に説明してくれてます。
ポール先生の目線で右手が見えるのですごく動きを理解しやすいです。
特にアップピッキングが苦手な方はとても参考になると思います。
ポール先生はアップの連打が速すぎますが、動画をマネて練習してみましょう。
私はこの動画で、アップの苦手を少しだけ克服できました。
私が感じたポイントです。
- ブリッジミュートするあたりの小指の付け根を視点にしている。
- 視点を動かさず手のひらがギターのボディーから離れる動作と近づく動作でピッキングする。
- この動きは前腕の回転動作から生み出される。
- アップピッキングは前腕が開くような向きわずかに回転する動きを利用している。
- ダウンはボディ側に押し込むようにわずかに回転する動きでピッキングしている。
- このピッキングをすることで、ポール先生のエッジの利いたワイルドな音がでる。
わかりやすく言うと、手刀部分を視点にしてボディーに対して手がパカパカ動作です。
それを細かく速くやります。
ポール先生は手の向き(前腕の向き)が大切だと言ってます。
この動画はニュアンスをつける説明のようですが、このフォームを手に入れると高速ピッキンにもつながると私
は考えています。
動画を見ながらポール先生の動きをマスターしましょう!
(英語の理解がいまいちなので違っていたらご指摘ください。)
Paul Gilbert 先生のピックの持ち方とアングル
この動画はポール先生がピッキングの仕組みを解説してくれます。
ピックの持ち方、アングルなどを色々工夫した話が聞けます。
ピックの持ち方で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
アクセントやトーンを制御することで演奏をカッコよくする方法も解説してます。
ポール先生の右手が近くでみられるので、動きを観察するにはとてもいい動画です。
私が思うポイントです。
- 親指と人差し指の角度の関係が大切。
- ピックアングルは色々と試して自分のお好みの音を耳で判断する。
- アクセントを制御できるように練習すること。
- アクセントは親指の角度を使ってピッキングハーモニクスを得ること。
- ドラムのスネアの位置にアクセントを入れる練習をする。
- 弦移動時のアップピッキングのニュアンスがとても大事。
ポール先生の十八番フレーズを高速で聞かせてくれる動画です。
速すぎて見えないですが、ゆっくりでも解説してくれるのでとても勉強になります。
アウトサイドピッキングによる弦移動エクササイズですが、エッヂのきいたサウンドがすごいです。
高速ピッキングに加えて、ピッキングハーモニクスを入れる技も習得できると嬉しいですね。
意識してピッキングハーモニクスを混ぜ込んでいる話は目からうろこでした。
ポール・ギルバート先生の紹介とアイバニーズのギター
【速弾き戦国時代のカリスマ】ポール・ギルバート
言わずと知れたポール先生ですが、念のため紹介します。
デビューは1986年「レーサーX」です。アルバム2枚、約2年で解散となりました。
速弾き戦国時代にコテコテの、速弾きを聞かせるバンドでした。
その後1988年にMR.BIGを結成。そこからポール先生の名前もバカ売れしていきました。
MR.BIGは、ハードロックをベースにしながらも、エリック・マーティンの歌声を生かしたバラードや歌物も多いので日本でもとても人気のバンドです。
ポール先生は高速ピッキング、スピッキング、タッピングでギターキッズを虜にしました。
ドリル奏法も超有名ですね。当時はドリルを使用した理由に、速弾き戦国時代を批判するような発言もありました。私的には「これだけ速いあんたが言うなよ」と突っ込みを入れていました。
ヤングギターの表紙を飾ることも多く、ヤングギターを教科書として育った、私のようなギタリストにとっては教祖的な存在です。
BASSのビリー・シーンとの超絶掛け合いもギターキッズにはワクワクしかありません。
MR.BIGを脱退してからはソロでアルバムを出したり、レーサーXを再結成するなど大忙し。
レサーXは超絶なギタープレーがたくさん聞けるので、ギタリスト的には嬉しい再結成でした。
その後はMR.BIGを再結成するなど、海外バンドらしい活躍を見せてます。
しかし、再結成後の2018年ドラムのパット・トピーが他界してしまいました。
オリジナルメンバーでのMR.BIGを見れないのは本当に寂しいです。
親日家で有名なポール先生は、日本のテレビ番組にもたくさん出演していました。
キンキキッズの「ラブラブ愛してる」では純レギュラーで出ていたので、私は毎週録画してました。
ポール先生の奥さんも日本人ですね。
私がアイバニーズのギターが好きなのも、ポール先生の影響です。
速弾き用おすすめのギター。歴25年のサラリーマンのギター紹介
ポール・ギルバート先生のおすすめ曲
Amazon Prime Music
これはMR.BIGの名盤ですね。
Daddy, Brother, Lover, Little Boy|Green-Tinted Sixties Mind.|To Be With You|などの名曲ぞろい。
どの曲もこコピーした方は多いと思います。
ポール・ギルバートモデルのギターとピック
Fホールペイントが有名なPGM
まとめ ピッキングはポール先生をお手本にしよう
ポール先生の動画をよく見てマネしましょう。
私は理想のスナップピッキングはポール先生だと思っています。
皆さんも動画を参考にして、ポール先生のピッキングをマネしましょう。
オシャレなRG Jカスタムがでました~!!