「サークルピッキングは速弾きに向いているらしい。」
「ベビーメタルの大村 孝佳先生のような速弾きがしたい。」
「でも、サークルピッキングってどうするの！？」
私も最初はやり方すら知りませんでしたが、大村孝佳先生の動画やYouTubeなどで勉強しました。
そのやり方とコツをレッスン1→3の３ステップで紹介します。
動かし方のコツだけ知れば、誰でもサークルピッキングを習得できるようになります。
慣れれば、速弾き向けで疲れないピッキングですので、ぜひ本記事を読んでサークルピッキングを習得してください。
サークルピッキングの特徴
サークルピッキングは指先の屈伸を利用して非常に細かい振りでピッキングします。
細かいのでスピードを上げることができて、体力的にもエコです。
サークルと名が付きますが、ピックが円を描くというよりは、人差し指が屈伸してピックを動かすイメージです。
アクセントや音の強弱をつけるために、スナップピッキングとの併用すると良いです。
藤岡先生や大村先生が使用していることが有名だと思います。
私はYouTubeでの大村先生のレッスン動画を見て練習しました。
まずは、大村先生の動画を見てくください。
動画を見た方は先生の説明に私がさらにかみ砕いて解説しますので続きを読んでください。
レッスン１ 人差し指の屈伸の感覚をつかむ。
- ピックを持たずに指の曲げ伸ばしのトレーニングです。
- 紙に線を書いて人差し指でひたすらカリカリしてください。
- 人差し指の曲げ伸ばしがどちらも同じ軌道と速さになるようにしてください。
- 人差し指の屈伸を速く正確に動かせんる感覚をいにつけます。
- 次は人差し指に親指を添えてください。
- 人差し指を動かすだけで、親指を動かさずに添えておくだけです。
- 同じくカリカリしてください。
- 親指がクネクネする感覚を掴みます。
レッスン2 人差し指とピックの動きを確認する。
- ピックを人差し指の指先側で持ちます。深く持つと屈伸できません。
- 親指はピックが落ちないように支えるだけのイメージです。
- ピックの持つ位置も重要なので人差し指が自由に屈伸できる位置を見つけてください。
- 親指の長さでも大きく左右されます。
- レッスン１と同じように人差し指の曲げ伸ばしをしてみましょう。
- 親指は一緒にクネクネするだけで、ピックを保持します。
レッスン３ 弦の抵抗とのバランスを掴みスピードを上げる。
- ギターをもって実際に弾いてみます。
- 指の動かし方はレッスン２と同様ですが、弦の抵抗があるので
親指のピックを掴む感覚が重要になります。 - あくまで人差し指主導であることは忘れないでください。
⇒中指もつれれて動いていればOKです。 - アングルを直角気味にすると抵抗が減らせてやり易くなります。
- 擦り引きピッキングにならないように一回ごとに弦からピックが離れるようにしてください。
最初はゆっくり弾いて弦からピックが離れて弦がちゃんと鳴ってるか音を確認して下さい。 - ピックをボディ側に押し込のだり、深くいれすぎたりすると擦り引きがちになります。
- ピックは先端が細いJAZZタイプやポールモデルなどがオススメです。
- 音がしっかりならせる最小の軌道を掴んだら、速く往復できるようにひたすら動かします。
アクセント、表現力をつける方法
- 方法①：スナップピッキングを併用してアクセントをつける。
ダウンの場合は腕ひねりと共に親指側を押し込むイメージです。 - 方法②：親指の屈伸力もプラスしてアクセントをつける。親指をグッとやる感じ。
通常は添えるだけですが、アクセントのとこだけ親指の押し込みと反りを利用します。
まとめと注意点
- 指先のコントロールが上手くなるので、エコノミーピッキングも上手になります。
- 疲れないピッキングなので１６分音符の連打が続く時に使うと楽することができます。
- 単調にならにようにアクセントをつけることも忘れないでください。
- 人差し指のと親指の長さや、柔軟具合により個人差が大きく出ますので、
不向きな人もいるかもしれません。 - 親指のが、力み過ぎたりそり過ぎたりすると親指の関節痛くなるので気を付けましょう。
ちょっと一言！～速弾き練習全般のコツ～
サークルピッキングだけでなく、ピックのアングルきつくなるフォームはこすりピッキングになりがちです。
最初は遅いテンポで練習して弦を弾きる最小の軌道を見つけてください。
速弾き練習では、最初はゆっくりから初めて徐々にテンポを上げる練習をよくやると思ます。
とても良い練習ですが、テンポが遅くても、速く弾く時と同じフォームや軌道にすることが重要です。
遅く弾く練習をしているのではなく、速く弾くための練習をしています。
遅くても早くても全く同じ動きをします。