以前に速弾きギターに向いているギターとしてIbanezのRGシリーズを紹介しました。
しかしながら、「ibanezが弾きにくい」という声も、ちらほら聞こえてきます。
Ibanezのギターは「弾きにくいのか」「弾き易いのか」を改めて考察してみます。
Ibanezの代表的な「RGシリーズ」について、私の主観を述べていきます。
デメリットにもきちんと向き合うこてで、本当の良さを理解していきましょう!
私はRGシリーズを3本愛用してます。
私にとってIbanezのRGシリーズが一番弾き易いギターです。
RGを愛用する私があえて、弾きにくい点を考察してみました。
Ibanezのギターは弾きにくいと感じるプレースタイル
RGの特徴は何と言ってもネックの薄さです。
最初持った時は、私も驚きました。その最初の違和感がが弾きにくいと思わせる理由だと思います。
結果的には、慣れたら素晴らしいメリットを感じられます。
一度そのネックを体感してみてください。
例えば、このギターはいかがでしょうか?
ネックだけでなく各パーツなど装備も充実の1本
極薄ネックで、ジャンボフレット。速弾き向きですね。
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Ibanez Prestige RG5320C-DFM
- DiMarzioピックアップ搭載で、コイルタップ採用できるミニスイッチも装備。
- 弾き易さと薄さとを追求した極薄ネックのSuper Wizard形状
- ジャンボ・ステンレス・スチール・フレット採用
シェイクハンドをメインにするような剛腕タイプ
握りこむフォームのシェイクハンドで弾くことのがメインのかたは、そのネックの薄さゆえに握りにくいと感じるかもしれません。
例えば、板状のものを握るよりも、丸棒を握る方が力が入りますね。
レスポールタイプのゴツめのネックに慣れている方は違和感あるかもしれません。
チョーキングを多用したり音程差のあるワイルドなビブラートを連発する方は、RGのネックはしっくりこない可能性があります。
パワープレーのテクニックにおいて、握りづらい薄いネックは少しだけ不向きかもしれません。
しかしながら、これらのテクニックがパワーだけではない事は皆さんもご存じのとおりです。
また、日本人は手が小さいので、握りこんだムフォームだけで、弾き切る人は少ないと思います。
日本人タイプの手の小さい方は、クラシックフォームを取り入れることをおすすめします。
もし、初心者でシェイクハンドだけで弾くような方がいたら注意です。
ギター選びの前にフォームの見直しをした方が良いですね。
ストラトから持ち替えたカッティングスタイルのタイプ
ストラトのネックの指板にはR(曲線)がついてます。
RGは、ほぼフラット(たいら)な指版ですのストラトとは大きな違いがあります。
左手目線で考えるとバレーコードの抑える感覚が少し異なりなります。
セーハしている人差し指が若干曲がっている方が包み込むように力が入れられるので、
指板にRがついているストラトの方がバレーコードは抑えやすいと感じる場合もあります。
RGに持ち替えてフラットな指板になると抑えるのが難しいと感じるかもしれません。
その場合は、なるべくフレットよりで人差し指を少しだけ曲げて押さえることで解決できると思います。
慣れてしまえば何とも感じなくなります。
右手目線で考えると、カッティング時の弦の弾き分けに影響します。
カッティングでグルーブを出すために、毎回全ての弦を同じく弾くのではなく、3弦、4弦だけに軽くあてるなど強弱を弾き分けたりすると思います。
32部の高速ブラッシングなども、ピックをあてる弦を少なくしますね。
そんな時、弦自体にRがついていると、右手の移動量が減り、引き分けが比較的簡単になります。
指板がフラットなIbanezは弾きにくいと感じるかもしれません。
しかし、これは無理やり絞り出したデメリットです。
気づける人はある程度の上級者なのかと思います。
上級者であればテクニックでカバーできるので問題ないと思います。
上腕の回転運動と腕の振りの関係を練習することで、気にならなくなりますね。
Ibanez RGの特徴はその極薄のネックです。
ネックの薄さがメリットにもデメリットにもなりますね。
でも、確実にメリットの方が多いので安心してください。
逆に、アイバニーズ RGが弾き易いポイントとその使用者
アイバニーズ RGが弾き易いポイント
- ネックが薄いので手が小さい人もフィンガリングしやすい。
- 小指で6弦を弾くフレーズやコードが弾き易い。
- スウィープやスピッキング ピッキングがやり易い。
- スルーネックとワイドなカッタウエイでハイポジションが弾き易い。24Fも楽々アクセス。
アイバニーズを使用している(いた)速弾きギタリスト
主にアイバニーズを使用している(いた)速弾きギタリストはたくさんいます。(敬称略)
- ポール・ギルバート
- スティーブ・ヴァイ
- キコ・ルーレーロ
- ジョー・サトリアーニ
- ジョン・ペトルーシ
- ミック・トマソン
- 葉月 ほか
このメンバーを見ると、素晴らしギターである事はお墨付きですね。
【速弾きギター】ポール・ギルバートのピッキングをマネするコツ動画
ギター選びへの私の思い
どんなギターでも『慣れるまでは弾きにくい』ですが、慣れるまでの時間が問題です。
弾きにくいと感じながら弾いていては、楽しくないしモチベーションも下がります。
私も色々なギターを弾いてきましたが、弾きにくいギターは弾かなくなりました。
なので、お試し期間は長くても1ヶ月だと思っています。
アイバニーズのギターが弾きにくいと感じる人も、1ヶ月だけ弾いてみてください。
本記事の内容を基になぜ弾きにくいのかを理解しながら、フォームも色々試してください。
1ヶ月使用してダメなら少し寝かせて、半年後ぐらいにまた弾いてみましょう。
速弾きギターがやりたいのであれば、RGが弾き易いと感じるフォームになっていることが近道かもしれません。
RGが弾き易いと感じることができたら、高速フィンガリングを手に入れるチャンスです。
ちなみに私は、フェンダーのストラトとジャンルや気分により持ち替えます。
最初はネックの形状や薄さで違和感だらけでした。
持ち替えることになれたら違和感はなくなりました。やっぱり、慣れですね。
結果、私にはRGが弾きにくい理由があまり見つかりませんでした。
まとめ
弾きにくい理由が分かれば、何となく楽になりまいたでしょうか。
結果的には、慣れたら素晴らしいメリットを感じられるギターです。
速弾きを目指すなら、ぜひIbanezのRGシリーズをお試しください。
万能なギターなので色々なスタイルの皆さんにもフィットすると思います。