BOSSのGX-10が発売されました。
見た目の通りGX-100が小さくなったマルチエフェクターです。
GX-100 を所有している私が、GX-100とGX-10の違いや便利な機能をご紹介します。
音色に関することは基本的にGX-100と同じなので、本記事でさほど触れていません。
GX-10の特徴と便利機能
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特徴
- GX-100 と同様のコア ・ エンジンを搭載。(サウンドはGX-100と同じということになります。)
- BOSSの AIRD テクノロジーにより、 チューブ ・ アンプのサウンドとニュアンスを再現。
- AIRD プリアンプ 32 種類を搭載( ギター : 23 種類、 ベース : 9種類 )
- BOSS エフェクトを170 種類を搭載
- キャビネット ・ シミュレーター搭載。LINEやヘッドフォン接続時でもリアルなアンプ音を再現。
- SEND/RETURN 端子を装備しお好みのコンパクトエフェクターなどを使用可能。
- タッチパネルでのフリック動作により 接続順や組み合わせを自在にカスタマイズできる。
- カラー ・ タッチパネルディスプレイと 4 つのノブにより操作楽々。
- スマホで音作り操作やBluetooth音楽再生が可能。(オプションの BT-DUAL を購入する必要があります。)
- USB接続によりオーディオインターフェースとして使用可能。
スマホでのコントロール画面はこんな↓感じです。
GX-10を入手したら一緒にBluetoothアダプターを購入しましょう。
便利機能:タッチパネル式カラーディスプレー
タッチパネルのカラーディスプレイを搭載していることが最大の特徴でとっても便利です。
スマホ感覚で音作りやエフェクターの並び変え各種設定を行うことができます。
マルチエフェクターを買うと使いこなすまでに時間がかかったたり、本来ある機能を十分発揮できなかったりします。本製品はタッチパネル・カラーディスプレイで楽々操作できるので、直感的に使用可能です。
便利機能:ポリフィニックチューナー
ポリフィニックチューナーとは、6弦すべて弦をじゃらーんと鳴らして、6本を同時に確認できるチューナーです。
ライブでは最高に便利です。曲間のチューニングの確認が一瞬でできるので慌てずに対応できます。
ボーカルのMCを引き延ばすようなこともなくなりますね。
また、カラー表示で大きな画面なので見やすくてライブ中でも迷うことはありません。
もちろん普段の練習でもストレスなくなり時短ができるのでお勧めです。
便利機能:アウトプットセレクト
自宅でヘッドフォンで作った音をスタジオやライブハウスでそのまま使えるように、アンプによってアウトプットを適正に調整してくれる機能があります。
例えば、ローランド ジャズコへの「INざし」や「リターンざし」を選んだり、マーシャル系の「INざし」や「リターンざし」を選んだりできます。
KATANAアンプと相性が良いのも特徴です。
アウトプットセレクトでかなり音色が変わります。メタル系の方であればマーシャルスタックアンプにKATANA系のアウトプットを使うと現代メタル的な音が出ます。お好みで試してください。
便利機能:アサイン機能
アサインは便利です。私の場合はCL1をギターソロ用に設定しています。
CL1に、ブースト、ディレイ、リバーブをアサインして、1つのプッシュ動作でこの3つをONにすることができます。
ライブ中に1発でソロには入れるのはホントに便利です。
かずきさんのチャンネルで詳しく解説してくれています。
BOSS GX-100⇒GX-10の変化点
コンパクトになりました。
見ての通り大きさが違いますね。
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・外形寸法:460(幅)×193(奥行)×73(高さ)mm
・質量(電池含む):3.5kg
・外形寸法:300(幅)× 183(奥行)× 74(高さ)mm
・質量:2.2kg
幅(長手方向)は16㎝短くなりなりました。
重さは1.3Kg軽くなりました。
正直、GX-100は重いので、持ち運びが便利になりましたね。
MIDI(IN、OUT)端子が無くなりました。
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MIDI端子が無くなりました。
私はMIDIでコントロールをすることはない(できない)ので何の影響もないです。
他の機材と同期してMIDIでコントロールしたい方などはGX-100を購入するようにしましょう。
物理スイッチが減りました。
GX-100
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- BANK スイッチ▼、 ▲
- CTL1 スイッチ
- CTL2/TUNER スイッチ
- 1 ~ 4 スイッチ
- POWER スイッチ(背面)
- EXP1 スイッチ
- GND LIFT スイッチ(背面)
- EFFECTS ボタン
- CTL/EXP ボタン
- MENU ボタン
- EXIT ボタン
- WRITE ボタン
- IN/OUT SETTINGS ボタン
- PAGE ボタン
- 1 ~ 4 つまみ
- SELECT つまみ
- OUTPUT LEVEL つまみ
- EXP1 ペダル
GX-10
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- ▼、▲スイッチ
- CTL1 スイッチ
- POWER スイッチ
- EXP1 スイッチ
- PAGE ボタン
- MENU ボタン
- EFFECTS ボタン
- EXIT ボタン
- WRITE ボタン
- 1 ~ 4 つまみ
- SELECT つまみ
- OUTPUT LEVEL つまみ
- EXP1 ペダル
GX-100にしかないものを赤字にしてあります。
機能は一緒ですが、スイッチが少なくなった分、その機能に到達するまでにひと手間必要になります。
とは言え、そう頻発するスイッチでないものが省略されたいるのであまり困らないと思います。
フットスイッチは劇的に減りましたので、ライブで色んな音色を使用しペダルの使用頻度が多い方はGX-100を購入します。
GX-10でも外部スイッチを使用可能ですので、必要な時だけ拡張するのもアリですね。
GX-10をオススメする人。しない人
オススメする人
- 使いやすいマルチエフェクターが欲しい人
- コンパクトなマルチエフェクターが欲しい人
- ボタンはスイッチはなるべくシンプルがいい人
- ライブ中にあまりスイッチを踏まない人
- BOSS GT-1からグレードアップしたい人
- 安くAIRD プリアンプを使用したい人
オススメしない人
- ライブで色んなパッチを使ったり、いろんなエフェクターをON-OFFしてペダルをたくさん踏む人。
- 既に、GX-100やGT-1000などを持っている人。
パワーアンプと組み合わせるとより便利になります。
まとめ シンプル・コンパクトは便利
シンプル・コンパクトになったGX-10を購入しましょう。
私はGX-100を所有しておりますが、正直購入時にGX-10が発売していればそちらを買ったと思います。
スタジオやライブでは荷物はなるべく減らしたい派なので。
皆さんもGXシリーズをご検討ください。
11/8現在 品薄の様です。在庫を見つけたら即決してポチリましょう。