左手の指をバタつかないようにしたい・・・
スムーズなフィンガリングがしたい・・・
高速フィンガリングを手に入れたい・・・
私も速弾きがしたくて、左手の様々なトレーニングを試してきました。
左手のバタつき改善には色々な練習フレーズが紹介されていますね。
しかし、どんなフレーズもただ闇雲にTAB譜をなぞるだけでは、効果は激減します。
今回はフィンガリングフレーズを練習する前に、左手の最適化をする知っておきたいコツをお伝えします。
これを知っているだけでいつもの練習が3倍の速さで身に付きます。
指がバタつく原因を発見
ある日の練習中に、指がばたつく原因に気づきました。
「押弦するときのに余計な力が入っている」
押弦が強すぎると、指を離すときにその反動で大きく動いてしまいます。
イメージとしてはバスケットボールと一緒でしょうか。
強く弾ませると大きく返ってきますので、動きが大きくなります。
同じイメージで、押弦力を弱くすることで指の動きも小さくなります。
最小限の押弦力にすることで指のバタつき(離れる動き)を抑えることができます。
なおかつ、押す方もスムーズになるので素早い速いフィンガリングきができます。
最適な押弦力にするための練習方法
3弦7フレットを薬指で少し強めに抑えて弾いてください。
このとき必ずフレット寄りを押えるようにしてください。
普通に音が出ますね。
そこから少しづつ力を弱めていき、音がビビる(止まる)位置を見つけます。
何度もやったみて、ビビる位置と自分の力の感覚をつかんでください。
思っていたよりも弱い力でもきれいな音が出ているのに気づくと思います。
同様に4弦、2弦、5弦、1弦、6弦と色々な順番でやっみます。
指やフレットも色々と試してみてください。
ギターを変えたり、アコギとかで試すのもいいですね。
慣れてくるとギターが変わっても、すぐに左手の感覚が反応できるようになります。
押弦力を弱くするためのコツ
最適な押弦力をつかんでもそれを実際のフレーズで取り入れるのは難しいです。
なかなか実践で上手くいかない人のために少し邪道な練習方法を紹介します。
右手のピッキングも弱くしてみてください。
一部の天才を除き、左右はリンクしてつられて動いてしまいます。
右手を弱くすると左手を弱くする意識をつかみやすくなると思います。
まずはこの方法で、最適な押弦力を左手に覚えさせててください。
左手が無意識にできるようになったら、右手のピッキングを普通に戻してみましょう。
右手のアクセントやダイナミクスに左手がつられないようになれば成功です。
練習のステップが重要 3つの手順
と、先に練習方法をお伝えしましたが、初心者は絶対にやらないでください。
練習するまでのステップが重要です。
『指の筋肉を鍛える⇒神経系を鍛える⇒バタつきを押えたフィンガリング(本記事)』
必ずこちらの記事↓を読んで3ステップの手順を踏んでから練習てしてください。
ギターの初心者から抜け出すステップ。左手の練習は順番が大事!
指のギター筋が鍛えられていない状態で今回の練習をすると逆効果です。
指の筋トレがまだの人はこちらも合わせてどうぞ!
まとめ 高速フィンガリングを手に入れろ!
最適な押弦力が身についてたら、よくあるバタつきを抑えるためのフレーズを練習しましょう。
押弦力を体にしみ込ませるだけで、3倍の速さで練習の効果が出てくると思います。
例えば、このような小指集中トレーニングにも効果が出ます。
【ギター速弾き】小指が動かない!地獄の集中トレーニングで解決
色々なフレーズを練習するときに「最適な押弦力」を意識してください。
呪文のようにこの3つを唱えてから練習を開始します。
「最適な押弦力」
「フレットの近くを押える」
「指を立てる」
呪文を唱えたら、あとは練習あるのみです。
高速フィンガリングを手に入れましょう。