セッションを想定したアドリブができるようになる入門編です。
メタルギタリストもおしゃれセッションしたいですね。
おしゃれで弾きやすい定番コード進行を3パターン紹介します。
本記事を通して、ネオソウル的なアプローチできるようになりますので最後までご覧ください。
ブルースアレンジやギターを歪ませて鳴きのソロなどでもおもしろいです。
ルーパーなどを利用すれば一人でも永遠に遊べますので一緒にやりましょう。
私の試し弾き動画もあるので、聴いてください。
超初級アドリブ前の準備 簡単なやり方とコツを学ぼう
超ざっくりです、細かいことなしでアドリブチャレンジできるコツです。
- フレーズの引き出しを増やす。
- とりあえずそのキーのスケールを知る。
- ペンタメインで弾いて、半音上や下からのアプローチでニュアンスをつける。
- コード進行をトライアドで追う。
- トライアドに対して適当に半音上や下からアプローチする。
- 弾きすぎない、休符も楽しむ。
- 裏からはいるとか、シンコペーションとか、リズムにも変化をつける
アドリブについてはこちらの記事でも説明してます。
①紅蓮華でも使われる456進行でアドリブしてみよう
様々な有名曲で使われている王道のコード進行です。
サブドミナント⇒ドミナントときてトニックに落ちつきたいところをトニックの代理コードⅥm7に着地します。
終わった感も薄れますので永遠に続けたくなりますね。
キーはGとして弾くとメタルなあなたも弾きやすいと思います。Emスケールと同じですね。
バッキングも弾きやすいので入門にはちょうどいいです。
歪ませてロックアドリブでも様になります。
YouTubeバッキングでは、なんとあの西尾さんもUPしてました。
こちらに合わせて練習してもOKです。
バッキングも参考になりますね。
私も西尾さんのバッキングでアドリブひてみました。ネオソウル風↓
ロック速弾き↓
②超定番で超おしゃれ「丸サ進行」でアドリブしよう!
椎名林檎さんの丸の内サディスティックのコード進行です。
略して「丸サ進行」と呼ばれています。
ジャズの名曲の「Just The Two of Us」の進行でも有名です。
世代によってわかりやすい方で覚えてもらい、解釈はどちらでも良いと思います。
マイナーキーととらえるとこの進行です。
キーは3番めのコードCmです。(メジャーキーでE♭ととらえることもあります。)
最後がE♭7ですが、最初のコードのA♭△7に対してのドミナントととらえられます。
なのでこのE♭7でもオルタードを使うとおしゃれです。
わかんない人はA♭のトライアドの半音上と下の音を適当に入れてみてアウト感を体感してください。
最初はテンポ70とかでゆっくりおしゃれに弾いてみましょう。
Bmのキーなど色々なキーで練習してみましょう。
③名曲『isn’t she lovely』コード進行。決めフレーズあり!
ディグリー・ネームで覚えなくてもいいので、とりあえず原曲のEで覚えちゃいましょう。
決めフレーズもあるので耳コピしてみてください。
曲に合わせてEメジャーペンタを弾けばすぐにコピーできます。
コード進行は2段構造と理解すればよいと思います。
4小説×2回⇒サビ8小節。最後に決めフレーズです。
ダイアトニックでないコードが多いのでそこが個性を出すチャンスです。
F#7の時のB♭が特徴的で切なさが出ますね。
歌のメロディをモチーフにして音使いをするといいですね。
AM7→G#7→C#m7は丸サ進行です。おしゃれです。
C#m7 ⇒ F#7 ⇒ A/B ⇒E
AM7 ⇒ G#7 ⇒ C#m7 ⇒ F#7
A/B ⇒ A/B ⇒ E ⇒ E(決めフレーズ)
少しコード進行を解説すると、最初のコードはベース音が4度進行しているのがミソです。
なのでA/Bが出てきてます。B音を親指で弾くのもありですね。
親指の押さえ方はこの記事を参考にしてください。
【ギター練習】左手の親指で6弦を押さえてみよう。思わぬ効果が
堅苦しく考えないで!まずは音に合わせて適当に・・・
まずはバッキングに合わせて自由に弾いて音を作ることを楽しみましょう。
バッキングに対して知っている最低限のフレーズと耳を頼りにと何となく弾いてみてください。
カッコイイと思ったら、そのバックのコードとフレーズをメモしときましょう。
そんな感じでアドリブやるとどんどんうまくなると思います。
やりながら、もっとおしゃれにしたいなと思うはずです。
そうしたらスケールや理論的なところを学んでいきましょう。
コード進行とかスケールとかはそのタイミングで学んでもOKです。
プロのレッスンで学ぶのも一つの手段です。
まとめ 色々なコード進行を知ると幅が広がる
色々なコード進行でアドリブ弾くと適応力もあがるので他のコード進行もチャレンジしましょう。
キーを変えるだけでも雰囲気や難易度が変わりますので楽しめます。
アドリブの幅と対応力を磨いたら、友達を誘ってセッションしてみましょう。
ロックギターに必要なおいしいとこだけ音楽理論|③コード進行