最近はライブの予定もないのでギター練習に何となく気合が入りませんでした。
これではダメだーと思い、このオフの期間に苦手なアップピッキングを克服しようと考えました。
ギター上達の効果を実感できた3つのルーティンフレーズを紹介します。
全部やっても15分程度で終わります。
時間がない時は5分でも構いませんので一度やってみてくください。
こんな方は本記事を読んでください。
- アップピッキングが苦手と感じる人。
- オルタネイトピッキングを安定させたいと思う人。
- 速弾きができるようになりたい人。
- 弦移動時のピッキングをスムーズに行いたい人。
- 新たな練習ルーティンが欲しい方。
①アップピッキング連打の強化のフレーズ
クロマチックを応用したフレーズです。
トモ藤田先生が紹介していた練習フレーズをオマージュしました。
◆右手
同じ弦を16回弾いたら弦移動します。
弾く弦により弦の抵抗が変わるので、ピックがズレないように加減に気を付けながら弾きます。
逆アングルの方が弾き易いかもしれないので色々試しましょう。
最終的には順アングルで弾けた方が良いかと思います。
ブリッジミュートをしながら弾くと難易度上がります。
◆左手
小指・薬指が酷使されるので良いとトレーニングになります。
さりげなく、横移動も入るので移動しながら弾くフレーズ練習にもなります。
弦移動の際はノイズがならないよに注意しましょう。
②アップピッキングでの弦移動の強化。左手もしんどい。
こちらは、國田さんのユーチューブで紹介していたフレーズをオマージュしました。
(他のバークレー系の教則本でも見たことがある気がします。)
◆右手
連続弦移動で難しいフレーズです。
動画ではアップだけで弾いていますが、ピッキングを変えるだけで違った練習になるので、アレンジするとお得です。
応用として、
- ダウンだけで弾く。(この記事の動画)
- ダウンだけ弾く。
- ↓↓↓↑でスウィープピッキング+切り返しで弾く。
パターンなどもあります。
◆左手
ストレッチフレーズの練習です。
私は中指と薬指のストレッチが苦手で、特に意識しています。

ストレッチで弾くのが普通にできると、普通のフィンガリングも
安定するのでストレッチ練習はおすすめです。
③オルタネイトピッキングのバランスを鍛えるルーティン
Dメジャースケールを3度間隔であがり戻りを繰り返していくフレーズです。
アドリブなどに使ってもかっこいいので、手癖フレーズにしても良いですね。
オルタネイトで弾くのが一番難しいと思いますが、アップだけで弾くのも練習になります。
◆右手
オルタネイトで弾きます。弦移動が激しく、インサイドとアウトサイドピッキングが入れ替わるのでかなり難しいです。
弦移動におけるアップとダウンのバランスを鍛えられると思います。
まずは、上記の①のアップ連打が安定してできるとこのフレーズも弾き易くなります。
◆左手
左手も劇ムズですね。3ノート/ストリング系の速弾きが得意な人でもこれはてこずると思います。
頭も使うので良い脳トレになります。
練習の段取りとコツ
今回紹介したフレーズは左手も難しいと思います。
時短のため同時に左手も強化するフレーズにしましたが、慣れないうちは左は動かさないで右だけの練習でOKです。
私も最初はそうしました。むしろその方が、右手に集中できて効果的です。
右手集中→ 左手集中→ 右+左の組み合わせ=ルーティンフレーズ としてフレーズを身につけましょう。
何ができないかが分からないままひたすら繰り返しても上手くならないです。
どちらが苦手でそのフレーズが弾けないのかしっかりと天秤にかけて、苦手なところを集中練習すると良いですね。
フレーズが体に染みついたら、速く正確に弾くことを毎日の練習に取り入れてください。
ここまできたらフィジカルをトレーニングになりますね。
1フレーズ5分を目安にBPMとの戦いです。

私の20年間に及ぶギターの失敗談はこちらに書いてあります。反面教師としてどうぞ。
まとめ
今回は私が効果を実感できた3つのフレーズを紹介しました。
アップピッキングを強化するとオルタネイトも速く正確になります。
弦移動フレーズも得意になります。
1日5分×3フレーズでよいので、15分だけフィジカル強化の時間を作ってください。
そのあとは、好きな曲を弾いたり、フレーズをコピーしたり楽しみましょう。
成長を実感できるともっとギターが楽しくなる。
みなさんも本記事のフレーズを練習して効果を実感してください。

効果を実感できた方はコメントやお問い合わせからメッセージをお待ちしています。
他の練習フレーズも紹介したいので、ご意見を参考にさせて頂きます。