ZOOMからギター用のマルチエフェクターの新製品「G2 FOUR」が発売されました。
・何が進化したの?
・G1 FOURとの違いは?
・どんな機能があるの?
色々と気になるところがありますよね。
G1 FOURを長く愛用している私が、新製品のG2 FOURについて考えてみます。
G2 FOURは買いなのか。一緒に見ていきましょう。
G2 FOURの進化したところ
画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。
新開発のマルチレイヤ―IR機能を搭載
ZOOMが新開発したIRを搭載している点が、一番の目玉です。
IRが進化するということは、より生アンプを鳴らして聴いている様なリアル感が増すことになります。
IRとは、あたかも本物のキャビネットをマイクどりしている様な空気感を再現する技術です。
デジタル感を消してアナログに近づけるデジタルの技術ですね。
さらにマルチレイヤーIRにしたことで、ピッキングのニュアンスやボリュームの追従性が良くなります。
ピッキングの強弱やニュアンスを表現できるので、弾いていて気持ちいいことは間違いないです。
マルチレイヤーIRのイメージ ZOOM公式ホームページ より引用
説明書を見なくても使えるようなわかりやすい作り
これは地味に嬉しいですよね。
買ったその日にすぐに使いこなすことができると思います。
デイスプレイにはわかりやすくエフェクターのアイコンが描かれますので、おなじみのコンパクトエフェクターを操作している様な感覚です。
操作も「上下左右」ボタン配置され視覚的にわかりやすいです。
ボタンも全て足で踏めるような設計で、おうじゃく者の皆さんも使いやすいです。
画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。
まとめ
エフェクターモード / メモリーモード
大きく分けると2つのモードがあります。
予め、エフェクターの組み合わせやセッティングを記憶させて、それらを呼び出して使用するメモリーモード。
個別のエフェクターを3個のフットペダルに当てはめて、ON,OFFの制御をするエフェクターモード。
予め演奏曲が決っているライブではメモリーモードで、セッションなどではエフェクターモードで。
などシチュエーションにより様々なコントロールが可能です。
またそれらの操作も直感的で使いやすくできているのが特徴です。
G2 FOURの基本的な機能|何でも入ってます。
- ルーパー機能搭載
- リズムマシン搭載(68種のリズムパターンがルーパーと連動可能)
- ギターエフェクターを79種類内蔵
- 新開発マルチレイヤ―IR搭載で22種類のアンプをモデリング
- スマホでエフェクターの調整が可能
- AUX IN端子あり
- チューナー搭載
- USBタイプCからのモバイルバッテリーに対応
アンプ、エフェクター、ルーパー、リズムマシーン、チューナーと必要なものは何でも入ってます。
モバイルバッテリーでも駆動可能なので、電源がない環境でも使用可能です。
まさに万能機材である事は間違いないです。
画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。
G2 FOURとG1 FOURの比較
比較表にまとめてみました。
サウンドと機能でもG2の方が充実しているのがわかると思います。
サウンド面では、マルチレイヤーIRやアンプモデリング、エフェクトの多さなど良質で多彩なサウンドが期待できます。
出力切り替え(アウトプットセレクト)がある事はとても便利だと思います。
機能面では、電源スイッチがある点が大きな違いです。
これは、シールドさしっぱなしができるので、ずぼらな私には嬉しいです。
アウトプットのLRの独立とヘッドフォン端子の独立がありより便利になりました。
USBもタイプCになり嬉し変更です。
重量と大きさはだいぶ増しましたので、やはりコンパクトな持ち運びではG1が圧勝です。
コンパクトエフェクター感覚が良い方はG3もおすすめですね。
まとめ
G2 FOURの最大の進化は、生アンプを弾いている様なサウンドにより近づいたことです。
ZOOMの使いやすさは健在なので、ZOOMを試したことのない人は一度は試してもらいたい機種です。
G1を使用中の方は、この機会にレベルアップをするのもありです。
G6やG11をお持ちの方はサブで購入するのもありですね。
最近のZOOM新商品は、すぐに売り切れになり再販発売未定になることも多々あります。
気になる方はなるべく早めに注文しましょう。