本日は速弾きメタラーの皆さんが、「おしゃれなギターも弾きたいな」と思った時の話です。
大人でおしゃれなネオソウルを少しだけつまみ食いしてみましょう!
メタルギタリストがネオソウルを弾いたら、ギャップがカッコ良さを演出できるはず。
がっつりやるにはそれなりの勉強と練習が必要ですが、メタルで培ったテクニックがあればすぐに楽しめると思います。
少しだけテクを加えるだけでおしゃれになるコツを紹介します。
本記事はメタルギターに洗脳されたアラフォーギタリスト向けに書いてます。
(まさに私ですw)
YouTubeでソエジマトシキさんを見てください。
私はソエジマさんのチャンネルでネオソウルに興味を持ちました。
「音楽プロデューサー」が設立【アバロンミュージックスクール】
ネオソウルとは・・・ジャンル解説。
ネオソウルのジャンル説明
私の解釈はR&BをベースにHIP・HOP、JAZZ、Funkが合わさったよなジャンルです。
どのぐらい織り交ぜていくかは、その人のセンスであり、それがこのジャンルの楽しみだと思います。
メタルギタリストなりのジャンル解釈
メタルギタリストでもJAZZとかFunkはたまに触れることがありかと思います。
ヤングギターなどでも特集されていることが多々あります。
メタルでもJAZZはアウトフレーズの引き合いに出されることも多く、キコ・ルーレイロ先生など様々なメタルギタリストが紹介してます。
Funkはカッティング練習の定番なので比較的理解していると思います。
アースウィンドファイヤーが王道でしょうか。
HIP・HOPはヒップホップメタルとかラップメタルとかの言葉があるくらいなのでメタラーにもなじみ深いかと思います。
レイジ・アゲインスト ザ マシーンやリンプビズキット、コーン、リンキンパークなど言い始めたらきりがないですね。
メタラーはR&Bに触れる機会があまりないと思います。これが一番厄介です。
メタルギタリストがネオソウルでつまずくこと
↑メタルギタリストが、丸サ進行でネオソウルを弾いてみました。
定番のセッションコード進行でネオソウル風のアドリブをしよう
ネオソウルでつまずくこと
- そもそも鋼鉄のメタラーがおしゃれ音楽なんて、「きどるな!!」と思っている。※
- 音を詰め込み過ぎてしまう。
- 休符を楽しめない。
- 16ビートシャッフルや横乗りが掴めない。
- 周りにおしゃれ友達がいなくセッションができない。
- コードを意識したアドリブが取れない。
- おしゃれフレーズの引き出しがない。
- おしゃれコード(テンションコード)が弾けない
- 音が追えなくなるとすぐ速く弾いて音を詰め込んでしまう。(メタルあるある)
※鋼鉄のメタラーの方はその道を進んでください。
それ以外の方は続きをどうぞ↓
メタルギタリストが簡単にネオソウルっぽくするコツを解説
メタラーはネオソウル(R&B)を聴くことが近道
HR/HMの皆さんは、R&Bをミックスしたことがないと思います。
だからこそあえて触れる機会を増やすのが近道です。
R&Bといえば宇多田ヒカルさんや久保田利伸さんしか思いうかがない。
そんなアラフォーの方に問います。
最初に宇多田ヒカルさんの「Automatic」を聞いた時どう感じましたか?
歌の入り方とかリズムの取り方に違和感ありまくりだったと思います。
そう、日本人にとってはこの「リズム」が一番くせものです。
ダウンビート(横乗り)や頭外し、シンコペーション、16のシャッフルなどに慣れる必要があります。
まずはリズムに慣れることが攻略ですので、移動中や何かの作業中など体を動かすように音楽を聴いてください。
聞き流すのではなく、リズムを感じながらおしゃれに浸ってください。
週末はライブハウスじゃなくてクラブにも行ってみましょう。
ギタリスト的なおすすめ4名です。
- Tom Misch
- Mateus Asato
- 有賀 教平さん
- 佐々木 秀尚さん
雰囲気をつかめたらフレーズを覚えて引き出しを広げよう
ぶっちゃけこの本を読んでもらえればOKです。
おすすめの教則本
『ネオ・ソウル・ギター入門 』 ソエジマトシキさん
ネオ・ソウル・ギター・フレーズ・レシピ 『有賀 教平さん』
追加でこちらもおすすめです。理論をわかりやすく学べます。
3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法 『宇田 大志さん』
R&Bギターの技法 『竹内 一弘さん』
【メイン記事】今すぐおしゃれになりたい人へ。 私なりのなんちゃってズルいテクニック!
教則本や音楽理論は苦手。今まで何度もおしゃれアドリブを挫折してき方へ。
すぐにできる簡単ポイント①②③のステップです。
YouTubeなどでカラオケトラックを流しながら体感してください。
私はルーパーを使い、簡単なコードバッキングを流して楽しんでます。
①5つのことを意識して弾いてください。
- 音はクリーンか軽く歪むクランチにして、リバーブを少し多めとディレイを少々。
- メッセージを投げかけ会話をするように歌いながら弾く。休符多めに。
- ペンタを中心に弾く。
- ペンタ音へ半音上や下からハンマリング、高速スライドなどでアプローチする。
これはメタルで培った技が生きてきます。 - 速弾きは一瞬の美学と理解してメタルのように音を詰め込まない。
4音以上連打しない意識をもって速く弾く時はアウトフレーズにする。
着地音は外さないようにしてください。
基本的にはメタルでも一緒なので問題ないですね。
②おしゃれ度アップの追加ポイント3つ
- コードの音をトライアド※で追って弾いてみる。
フレーズはダサくてもいいのでコードに対するポジションを確認する。
① の半音アプローチを使用して挟み込むようにクロマチックでレガートするだけでもポクなります。 - ドミナント(V7)モーションするとこだけ、スケール外の音をたくさん入れてみる。
ホントはオルタードなど難しい話しが出てきますが、まずはJAZZぽいなと思う音を耳で見つけましょう。 - リズムは頭から入らないで、1拍めの裏とか、2拍目とか半音食うとか、バリエーションを入れる。
ペンタトニックスケール、トライアド、アウトする音を織り交ぜながら使います。
かたよりすぎず、きっちりしすぎず、ラフすぎず、がおしゃれになります。
音のニュアンスも重要です。
ピッキングダイナミクス、ハンマリング、プリング、スライドなどで表現してください。
ロックでやるよりもゴースト的にさらっと入れ込みます。
③ 更におしゃれにするポイントを2つ追加!
- マイナーキーならとりあえずそのキーの♭9、13をたまに入れてみる。
- メジャーキーならたまにブルースペンタを使用する。
または、そのキーの#11をたまに入れてみる。
入れ込んでみてカッコいいと時だけ使用してください。
大きく外すこともあるので、耳できちんと確認してください。
アウトフレーズはやりすぎると単なる音痴になります。
素早く、さらっと混ぜ込むのがおしゃれのコツです。
ファッションと一緒ですね。
まとめ メタルのテクの土台があれば大丈夫。
メタルの土台がある速弾きギタリストの皆さんは、ポイントさえおさればすぐにおしゃれさんの仲間入りです。
音楽を聴き続ければ何となくは弾けるはずです。
革ジャンを脱いでおしゃれなシャツに着替える感覚でまずはやってみましょう。