BOSS CUBE シリーズに新しい卓上アンプが仲間入りしました。
BOSSの新製品がでたらとりあえず気になりますよね。
買うか迷っている方向けに、どんな方がおすすめのユーザータイプかをわかりやすくまとめてみました。
BOSS DUAL CUBE LXの特徴
BOSSが公式に発表している特徴です。公式ホームページの引用です。
こちらを基にギター練習に適したうれしい機能を説明します。
Standard Features
- 高い基本性能と多彩な機能を備え、可搬性に優れたステレオ・ギターアンプ
- 4インチ(10㎝)の小型カスタム・スピーカーを2基搭載
- 最大出力10W(5W x 2)のステレオ対応ギターアンプ
- キャラクターの際立つ8種類のアンプ・タイプを搭載
- 7種類の内蔵エフェクトは、エディターにより種類や詳細設定を変更可能
- ギタリストを包み込み、立体感と広がりのあるサウンドをもたらすステレオ・インプット・モード
- 3バンド・イコライザーにより、直感的で自由なサウンド・メイクが可能
- 各アンプ・タイプは、エフェクトの設定を含めて3つまでメモリー可能
- ACアダプター(付属)/単3乾電池×8本(別売)の2電源方式を採用
- ステレオ・ライン出力は、キャビネット・シミュレーションにより自然なギター・サウンドを実現
- PHONES/REC OUT端子はマイク付きヘッドフォンを接続し、ギター・サウンドと音声を同時に出力可能
- レコーディングや配信で活躍する、オーディオ出力にも対応したUSB端子
- 別売のフットスイッチ(FS-6/FS-7)を接続可能
- オーディオのプレイバックが可能なi-CUBE LINK/AUX IN 端子
- PCから入力した楽曲をアンプで再生し、ギターのサウンドと共にパソコンに出力することができるループバック機能
- オプションのフットスイッチを接続することで使用可能なルーパー機能
- オプションのBluetooth®︎ Audio MIDI Dual Adaptor(BT-DUAL)を装着することでワイヤレス・コントロールに対応
デュアルキューブLX|アンプとしての基本機能
BOSS/DUAL CUBE LX D-CUBE LX Guitar Amplifier ギターアンプ ボス 最大出力10W
(アマゾンから購入可能です。)
アンプの出力 10W(ステレオ)
5W+5W=10Wのステレオスピーカーです。自宅練習には十分な出力です。
ステレオなので、空間系のエフェクター(コーラス、リバーブ)などは気持ち良いサウンドになります。
単純に音楽を流すにしても、ステレオである事は嬉しいですね。
つまみは10個搭載しているので、アンプ単体である程度の調整が可能です。
つまみの種類
- AMP TYPE
- GAIN
- VOLUME
- BASS
- MIDDLE
- TREBLE
- EFFECTS
- DELAY/REVERB
- MIC VOL(ミニつまみ)
- MASTER
作成した音は3つまでメモリーできます。
私なら、クリーンとクランチ、ヘビィサウンドの3種類を作れば、ほぼいじらないで使用できます。
フットスイッチ(FS-6/FS-7)を接続すれば、メモリーの切り替えも足元で可能です。
アンプモデリング 7種類
ギター用アンプは7種類です。
有名なアンプのようなモデリングは押さえてあるので、様々なシュチュエーションはカバーできます。
(説明書にははっきりとモデリングアンプが書いてありますが、ここではにごしてみました。)
- ACOUSTIC SIM :アコギシミュレータ
- JC CLEAN:Roland JC-120
- US COMBO :Fender 系のような
- BRIT COMBO: VOX 系のような
- HI-GAIN STACK:Marshall 系のような
- METAL STACK:Peavey系のような
- EXTREME:Mesa Boogie 系のような
CUBEアンプらしい、マイク用のモデリングもあります。
ステレオ・インプット・モードもあり、BOSSのマルチをそのまま使用することができます。
GT-1000、GX- 100、GT-1などを持っている方は、最適化した仕様でつかえて便利です。
空間系のエフェクターは7種類
空間系のエフェクターは7種類です。
2つのつまみに、コントロールが与えられていますので、それぞれ調整できるのも嬉しいですね。
HEAVY OCTAVEが珍しいですね。
ステレオスピーカーなのでとても広がりのあるサウンドが楽しめます。
EFFECTSつまみでコントロール
- CHORUS
- FLANGER
- PHASER
- TREMOLO
- HEAVY OCTAVE
DELAY/REVERBつまみでコントロール
- DELAY
- REVERB(SPRING)
画像をクリックするとイケベ楽器で購入可能です。イケベではポイントがついてお得です。
PCと連携した詳細な設定も可能
PC用のドライバー「DUAL CUBE LX Editor」をインストトールすれば、詳細のアンプ設定がPC上でできるため、こだわりのサウンド・メイクが対応可能です。
もちろんオーディオインターフェースのもなるので、DAWにも活用できます。
便利な練習機能 ルーパー
サウンドハウスで発売中。↓クリック↓。
BOSS ( ボス ) / DUAL CUBE LX|練習を楽しくするAUX IN 端子と、ルーパー機能を搭載
ルーパー搭載はかなりおすすめポイントです。
アンプにルーパーがついているのは珍しいですね。
最大45秒(ステレオ)でのループが可能です。
一人でアドリブ練習やギターソロづくりなどにとても役立ちますね。
ルーパーを使用するには別売りのフットスイッチを購入する必要があります。
BOSS製品に汎用性がありますので買って損のないフットスイッチです。
すでに持っている人も多いのではないでしょうか。
残念ながらリズムマシンは内蔵されていません。DUAL CUBE LXのBASSアンプにはリズムマシンもついてますので、つけてほしかったですね。
スマホからの遠隔操作にも対応 (Bluetooth接続)
別売りのBT-DUALを使用して、スマホでの遠隔操作でアンプの操作や曲の再生が可能です。
事前にiOS/Android用エディターアプリをインストールしましょう。
オーディオインターフェース機能|ラインステレオアウトも装備。
USB接続かi-CUBE LINKを使用すれば、DAWへ録音が対応できます。
CUBE LXの音をそのまま録音できますので、曲作りにも大いに役に立ちます。
また、ステレオでのラインアウトも可能です。
キャビネット・シミュレーションも搭載しているので、生アンプのようなギター・サウンドをPAからでもならせます。
ライブでも自宅で作製した音をそのまま使うことができます。
SNS配信などにも便利。音声とギターを同時に出力
マイク付きヘッドホン対応のPHONES/REC OUT端子が搭載してます。
ギター・サウンドと音声を同時に出力できます。
小さなマイクボリュームノブもあるので、音量バランスも整えられます。
ヘッドセットをつけての、SNSでの配信などに役に立ちます。
BOSS DUAL CUBE LXのデメリット
BOSS製品全般に思う事ですが、Bluetoothアダプターが別売りになることがデメリットですね。
Bluetooth内蔵のメーカーが多い中、またこのような時代なので、今後の商品は内臓にしてくれることを切に願います。
逆に言うと、1個持っているとBOSSのマルチ(GX-100)などに使えるので便利です。
ギターアンプDUAL CUBE LXがおすすめのユーザータイプ
- 安心、安定のBOSS製品が欲しい
- ルーパーが大好き
- ギター関連のSNS配信を気軽に楽しみたい。
- コンパクトでお手軽な卓上アンプが欲しい。
- そのままオーディオインターフェースやラインアウトとしても使用したい。
まとめ ぼっちユーザーにもおすすめ
ルーパーがついたことが最大の特徴で、私のようなぼっちユーザーには嬉しいですね。
自宅練習には、アンプのほかにチューナーやメトロノーム(リズムマシン)は最低でも準備したいですね。
ヘッドセットとの同時使用、オーディオインターフェース、ライン出力などの機能を見ると、SNS配信などに使用したい人向けのアンプです。
WEBコミュニケーションに便利な、便利な今どきのアンプというイメージです。
サウンドや扱いやすさは安心・安定のBOSSなので、便利な卓上アンプが欲しい方はお試しください。