ZOOM R12 マルチトラックレコーダー(MTR)を購入しました。
簡単なデモソングを作って録音してみましたので、使用感をレビューします。
本記事ではこんなことを書いています。
R12の購入で迷っている方はぜひご覧ください。
- 開封の儀
- 作曲での使用感のレビュー
- ギター練習の活用方法
ZOOM R12 マルチトラックレコーダーの開封
イケベ楽器店オンラインストアで購入しました。
注文した翌日に到着しましたので、さっそく開封。
無駄のない梱包でコンパクトにまとまってきました。
R12はタイプCでのUSB電源供給が特徴なので、それ用のコードとACアダプターも付属しています。
本体は、重さ735gと軽量で、サイズは256 mm (W) x 158 mm (D) x 61 mm (H)のコンパクトボディです。
2.4インチのカラータッチスクリーンで操作するので、物理ボタンは少なめです。
背面はこんな感じでです。
- コンボのインプットが2つ
- LRラインアウト
- ヘッドフォン用ミニステレオ端子
- 電源供給用とデータ転送用のUSBタイプC
とってもシンプルでスタイリッシュな作りです。
録音にはSDカードが必要なので、同時購入を忘れないようにしましょう。
デモソングを作曲してみた
PR 画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。↓
曲作り
R12を使用して簡単なデモソングを1曲作ってみました。
今回の作曲の目的は、子供のスポーツ少年団の応援歌を作ることです。
誰もが歌いやすいキーで覚えやすいキャッチーな曲を目指して、弾き語りをしながら作曲しました。
伴奏がなくても手拍子で歌えるシンプルな曲にしたけど、せっかくなのでR12を活用してバンドサウンドにしました。
どのように製作したか簡単に振り返ります。
※作製した音源も載せたかったのですが、固有名詞が出てくるので控えました。
ドラム作成
ドラムは、150種のリズムトラックの中から選び使用します。
タッチスクリーンで、ドラッグ&ドロップでリズムトラックを、作成できるので楽々でした。
おかずを少し追加したかったので、電子ドラムでライン録音しました。
生ドラムだとマイクが必要ですが、今回はローランドの電子ドラムのアウトと接続するだけなのでとっても簡単です。
ギター録音
ギターは2トラック録音しました。
R12のインプット1に直接ギターをさして、内臓のアンシュミとエフェクターサンドをそのまま使用しています。
1つはクリーントーンのシンプルなコードバッキングです。
もう一つは、広がりのあるアルペジオです。
ギターを直刺しで、すぐに演奏できる点がR12のいところです。
ベース録音
ギターのイメージがないとベースが弾けなかったので、ベースを後から録音しています。
ベースもR12のインプット1に直接さして、内蔵のアンシュミを使用しています。
録音するトラック選択を間違えないように注意しながらベースを録音。
応援歌なので勢いを意識して弾きました。
ボーカル録音
インプット1にダイナミックマイクを直刺して、内蔵のボーカルエフェクターを使用しました。
エコーなども調整できるので歌っていて気持ちいいです。
R12には48Vファンタム電源を供給できる、2系統のXLR/TRSコンボジャックを装備しているので、コンデンサーマイクの使用も可能です。
ミキシング
それぞれの音量やイコライザー、PANなどバランス整えてミキシング完了です。
ミックスダウンするとでステレオファイル(WAV)でSDカードに保存されます。
MP3にも変換できると嬉しかったです・・・
詳しい使い方は宮脇俊郎さんの解説動画が分かりやすいです。
私はこれ↓を見て使い方を学びました。
ギター練習での活用
簡単にギター練習用のバックトラックを作れるので、アドリブ練習やギターソロの構築などに役に立ちます。
難しいギターソロをコピーする際など、繰り返しの練習にも役に立ちます。
準備はR12本体とギター(ベース)とシールドがあればOKなのでお手軽です。
まずはドラムの作成です。
150 種類のリズムループの中からお好みのジャンルを選択。
「Intro、Verse、Bridge、Chorus、Outro」のセクションから組み合わせて、バックトラック用のリズムを作成します。
テンポはプロジェクトに設定したテンポに調整されます。
タッチスクリーンでコピーして貼り付けたり、トラックを移動することもできます。
次に、ベースとギターを録音します。
強くギターを弾いた時にPEAKが点灯しないギリギリくらいにGAINを回して入力レベルを整えます。
内蔵のアンシュミとエフェクターを使用してお好みの音作りをします。
簡易的なものなので少し操作はしづらいですが、既存のパッチでも十分に使えると思います。
ノイズゲートやコンプレッサーを使用して音を整えることもできます。
ギターバッキングやベースを各トラック録音すれば、ギター用カラオケが完成です。
自分のアドリブプレーを録音して聞き返すこともできますので、ギタープレーのミスの修正や、良いフレーズを聞き返すことに大いに役立ちます。
まとめ
リーズナブルな価格のMTR ZOOM R12を更にお得に購入してお試しください。
自分の作曲のストックやバンド用のデモ作成などお手軽にできます。
普段はギター練習にも活用できるので便利です。
細かい操作は得意としない印象でが、リーズナブル、コンパクト、使い易い、多用途・・・色々便利なR12でした。
PR 画像をクリックするとサウンドハウスで詳細が確認できます。↓